韓経:韓進海運の米国路線80%、外国に奪われた(中央日報)
9月に法定管理(日本の会社更生法に相当)に入った韓進(ハンジン)海運の米州路線運送量の80%が外国の船会社に移ったことが明らかになった。

米海運統計調査会社ピアーズによると、11月の韓進海運の米州路線物流量(週間平均)は前年同月比98.8%減の239TEU(1TEUは6メートルコンテナ1本)に終わった。昨年7.3%(2万355TEU)で業界4位だった市場シェアは0.1%に減少した。

1年間に減少した韓進海運の運送量の79.2%は外国の船会社が吸収した。マースク(デンマーク)は米州路線の物流量が35.7%増の3万890TEU(シェア10%)、MSC(スイス)は49.7%増の2万7146TEU(シェア8.8%)となった。両社のシェアはそれぞれ1.9ポイント、2.3ポイント増えた。
(引用ここまで)

 このニュースを見たときに……なんかこう、既視感というか。
 以前にも見たなぁという感覚があったのですが、うまく説明できずにスルーしていたのですが、ついさっきその正体が判明しました。
 すでに法定管理に入ったあとには、このアジア−アメリカ路線は売却が公告されていたのですよ。

裁判所、今日韓進海運の米州・アジア路線の売却公告(亜州経済)

 これが10月の記事で、「来月半ばには本契約が行われる」とあります。
 つまり、中央日報の記事で「奪われた」という韓進海運のアジア−北米航路は競売にかけられたものであったのです。普通に売られていったもの、です。 

 だけども、記事では「奪われた」となっている。
 これを、どこで見たかというと 「日帝に米を収奪された」っていうアレです。ただ単に商行為で米を日本に持っていっただけなのに、「奪われた!」となる。
 逆にいうのであれば、韓国人が言うところの「米収奪」が虚偽であることがよく分かる事例でもあるのですね。

 シンシアリーさんがいうところの「不当に奪われたという剥奪感こそが恨である」という話にも通じているように思えます。

韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する―歪曲された対日関係史 (小学館文庫)
勝岡 寛次
小学館
2001/07