【社説】「法が駄目なら力で」 弾劾にふさわしい文在寅発言(朝鮮日報)
 韓国最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は17日「革命が成し遂げられるまでキャンドルの火を消してはならない」と発言した。文氏は前日のメディアからの取材でも「(憲法裁判所が弾劾訴追案を棄却すれば)革命しかない」と述べた。「法で駄目なら力で」ということだ。これは法治国家における司法の秩序を根本から否定する言葉だ。もし大統領がこのようなことを口にすれば、たちまち弾劾問題が起こるだろう。文氏は崔順実(チェ・スンシル)被告による国政壟断(ろうだん、利益を独占すること)問題が表面化すると、その発言が徐々に過激化し「えせ保守を火で焼き払え」「国の大掃除が必要だ」などと軽々しく口にするようになった。

 文氏は今のところ次の大統領候補の中ではトップの支持率を維持しているが、そのような立場の人間としてはあまりにも不適切な発言が多い。憲法裁判所がどのような決定を下すかは今のところ誰にも分からないし、またその結果は誰もが受け入れなければならない。それが自由民主主義の基本的な秩序であり決まりだ。そう考えると文氏の主張は憲法に従わないよう国民を扇動するものと言わざるを得ない。自分とは異なった考えを持つ人たちもこの国の国民であり、「焼き払え」といった言葉を口にするのは国民に対する礼儀に反するものだ。

 文氏は崔順実問題について「メディアの監視が甘かったから起こった」などとも主張している。しかし実際この問題は最初から最後までメディアが暴いた。メディアは文氏のような政治家が持つ法的な権限など何も持たないが、そのメディアの取材や報道によって明らかになった問題を文氏は何の代価も払わず利用している。だとすれば本来なら文氏は自らの発言に謝罪すべきなのに、実際は他人を責め立てるばかりだ。大統領選挙戦が始まるとメディアによる検証は一層厳しくなるだろうが、それは国民の求めでもある。大統領選挙候補者はメディアの検証に反発するのではなく、むしろ協力しなければならない。

 文氏はあるインタビューの中で、自ら大統領に当選した場合「米国よりも北朝鮮に先に行く」という趣旨の発言をした。もちろん最初にどこに行くかは大統領としての選択だ。ただそのことは選挙公約として国民の前にはっきりと明言し、その上で国民の選択を仰がねばならないし、それによって起こる問題の責任も全面的に自分が負わねばならない。ちなみに文氏が連日強硬な発言を繰り返す背景には、李在明(イ・ジェミョン)城南市長が最近過激な発言で人気を集めていることがあるという。二人は大統領選挙を刺激的な言葉の競争ではなく、ぜひとも政策論争の場にしてほしいものだ。
(引用ここまで)

 馬脚を現したというか、最初から知っていたというか。
 ろうそくデモが「平和なデモ」であれば戒厳令が出せないという、パク・クネ政権にとって一番キツい状況であるからそうしていたというだけで。
 別に法や秩序に忠実であったというわけではないのです。
 法に忠実であれば、大統領府は手出しができないというシチュエーションだったからそうしていただけ。

 でも、弾劾まで行ったのにまだ自分たちに政権がやってこない。
 大統領代行は「国家元首として私を扱え」と言ってくるし、憲法裁判所の判決がいつ出るのかさっぱり分からない。
 せっかく政権奪取一歩手前まで来ているのに、法に従っていたのではこれ以上の進捗はありえない状況になってしまった。
 ろうそくデモは世界4大革命のひとつであるのに、反革命分子が多数存在しているのです。

 で、あれば「本当の革命」をやるしかない、というのは彼らの本音でしょうね。
 先日も反日に関して書きましたが、こういった発言はエスカレートさせていくしかないのですよ。
 それでなくても声闘(ソント)の風習がある国なのですから、声をできるだけ大きくしなくちゃいけない。
 より過激なことを言ったほうが勝ち。
 より多くパク・クネを否定したほうが勝ち。
 だから「アメリカより先に北朝鮮を訪問する」とか言っちゃう。

 政策なんて二の次三の次で、より騒いだほうが勝つのは今回だけでもあるまいし。
 そもそも経済政策なんてあるんでしょうかね?

「革命はいつもインテリがはじめるが夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激なことしかやらない」
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア [Blu-ray]
富野由悠季
バンダイビジュアル
2011/06/24