チェ・スンシル親子、欧州に10兆ウォンに達する借名口座保有(亜洲経済)
チェ・スンシル氏と彼女の娘チョン・ユラ氏が欧州に最大10兆ウォンに達する財産を借名保有していることが分かった。

23日、マスコミ報道によると、チェ・スンシル氏とチョン・ユラ氏はドイツに隠した8000憶ウォンを含め、欧州各国に最大10兆ウォンに達する財産を所有しているという。

よって、パク・ヨンス特別検事チームはドイツ司法当局と強力し、チェ・スンシル氏の正確な海外財産規模の把握に乗り出した。

ドイツ検察と警察はチェ・スンシル氏親子がドイツをはじめ、英国、スイス、リヒテンシュタインなど4カ国に最大10兆ウォンに達する資産を保有しているものとみて捜査を拡大している。

これに先立ってドイツの検察と警察はチェ・スンシル親子と10人余りの助力者が設立した500余りのペーパーカンパニーの資金を追跡していた人々の諜報を受け、調査に乗り出した。

ドイツ当局はチェ・スンシル親子などの財産規模についてドイツの犯罪捜査史上最高額と推測している。

一方、共に民主党のアン・ミンソク議員も22日放送されたJTBCのある番組で“今まで知られたチェ・スンシル一家の財産は数千憶台だが、実際にははるかに多い数兆ウォン単位であるものとみている”、“ドイツでペーパーカンパニーを設立してマネーロダリング(資金洗浄)をしたとみて追跡している”と説明した。
(引用ここまで)

 ま、実際に10兆ウォンをペーパーカンパニーに送金したかどうかは別として。
 この記事の最大の見所は、そういうことがあってもおかしくないと韓国メディアが判断して記事を掲載している。そして多くのネチズンもそれがありうることだと考えてコメントしているということです。
 つまり、大統領の最側近として企業を操ることが4年近くできたのであれば、1兆円近い金額を蓄財できると考えているということなのです。
 話半分でも5000億円。話10%でも1000億円。話1%でも100億円(しつこい)。

 事実、旧大宇財閥会長であった金宇中は、通貨危機のどさくさで4兆円(ウォンではない)以上を持ち逃げして7年ほど世界を巡っていました。
 韓国の財閥関係者であればそれくらいはできる。
 今回のチェ・スンシルは財閥そのものの関係者ではありませんが、逆に複数の財閥を相手にすることができたわけです。
 それ以前に怪しい宗教家としての背景もあるわけですし。

 であれば、このくらいの額が集金できていたとしてもなんの不思議もない。
 少なくとも韓国人はそう感じている、ということなのです。

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橘玲
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2016/4/29