韓国の巨大有人ロボ「METHOD-1」は本当に完成間近?『不審な点が多い』との指摘も(engadget)
韓国の中小企業が造った有人ロボットの動画が、ソーシャルメディアなどで、本当に完成したのかを巡って議論になっている。

「アバター」などのSF映画に登場しそうな出来栄えに称賛する声も多いが、メーカーの技術力に対する疑問も少なくない。(中略)

「メソッド-1」は動画で、搭乗者の操作で2歩歩いて腕を動かし、かなりの完成度に到達したとみられる。

「韓国未来技術」は、京畿道・群浦(グンポ)に研究所がある産業機械の製作会社というくらいしか知られておらず、会社のウェブサイトも見つからない。

ブルガロフ氏は「メソッド-1」を近い将来、企業の生産現場に投入するとともに、両足を車輪に交換した新しいモデルを開発して、日本の福島第一原発の災害復興に使う計画だと、自分のFacebookで明らかにしている。

「いちばんよく質問されるのは動力源のことです。この会社の短期的な目標は、ロボットが投入されないような産業分野にロボットのプラットフォームを開発することです。もう一つの現実世界での適用可能性は、車輪を取り付けて、平らでない地形に十分な動力源と活動可能な場所を作り出すことです。改良型は既に開発中であり、福島の原発事故の復興現場に投入することを計画しています」

しかし、ロボットが本当に商用化に近い段階のかはまだ不明で、海外メディアは「不審な点が多い」と指摘している。

SF映画やゲームに登場するロボットや機械のデザイナーが、ほとんど知られていない中小企業と組んで、最先端のロボットを開発した背景が判然としないことや、「メソッド-1」の技術力を証明する証拠も、ブルガロフ氏がネットにアップした動画や写真しかないという点だ。

アメリカの科学技術メディア「ライブサイエンス」は、記者が会ったことのある主要なロボット研究者が「韓国未来技術」を聞いたことがなく、ブルガロフ氏も「メソッド-1」の開発に参加している研究者の実名や所属機関を明かすことを拒否したと、22日に報じた。

ライブサイエンスは「メソッド-1」の動画でも、ロボットの脚の関節が物理の法則に反するほどスムーズに動作し、製品のデモンストレーションがあった韓国未来技術の実験室が、あまりにも整然としているなど、不審な点が少なくないと伝えた。
(引用ここまで)

 このMethod-1なるロボット、動画によると腕部のマスタスレイブシステムを実現しており、操縦者の腕の動きに追随した動きを見せています。



 ロボット自体は実際に存在すると思います。
 そしてあるていどは動くものではあるのでしょう。

 ただし、二足歩行はクレーンで吊って自重を限りなくゼロにした状態で、二足歩行風のものを撮影したものです。
 マスタスレイブで動くように見せているものと、二足歩行で全身像が写っている動画はCGです。

 問題はなんでそんなパチモンを作っているのか、その理由がさっぱり分からないのですが……。
 動画がバイラルマーケティングではないかという話も出ているですが、売るものもなければ当該の会社は上場すらしていないようなので意味がない。
 投資詐欺が、あるいは資金を出している上層部をだまそうとしているのか。
 以前、韓国では「世界のどこも完成させていない電気自動車を韓国の中小企業が独自技術で作り上げた!」というテレビ番組を作って、それが全部嘘だったというオチを見せたことがあります。あれを思い出しましたね。

 実際のところはイ・ミョンバクの魚ロボットくらいの完成度であるのは間違いないです。
 ものすごくくっだらないオチに終わるんじゃないかなぁ……と予想します。
 現状で一番あり得るのはYouTuberだったというオチかな。なんで企業の製品紹介ビデオに広告ついてんだよっていうね。

先行者たち (鶴見俊輔集)
鶴見 俊輔
筑摩書房
1991/10