【コラム】韓米同盟の解消、韓国人に覚悟はあるのか(朝鮮日報)
「デモに参加する市民の中には、北朝鮮の脅威を深刻に考えている人はいないだろう。もし韓米同盟がなければ、こんなことはしていられないはずだ」と主張した。

 この元議員の言葉通り「もし韓米同盟がなければ、在韓米軍が今この地になければ、大統領の過ちを責める行動がこれほど平和でなおかつ自由にできるだろうか」と記者も自分自身に問い掛けた。野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)元代表は「(憲法裁判所で弾劾が棄却されれば)革命を起こすしかない」と言ったが、これは「デモに参加している市民が大統領を強制的に辞任させるべき」という意味でもある。本当に韓米同盟がなければ、あるいはそれ故休戦ラインの状況を常に心配しなければならない状況であれば、文氏が言ったようなことを簡単に口にできるだろうか。おそらくできないだろう。 (中略)

世界で最も危険な休戦ラインからわずか60キロしか離れていないソウルの光化門広場において、いきなり砲弾が撃ち込まれるようなことを全く心配もせず、デモによって大統領を弾劾訴追できるのは、安全を保障してくれる韓米同盟があるからだ。われわれはそれを空気のように、あるいは水のように「あって当然」と考えているが、その水や空気に感謝する人はあまりいない。 (中略)

要するに彼らの外交・安全保障政策は韓米同盟に反対し、これを危うくすることでしかないのだ。彼らは韓米同盟があるおかげでこの国の安全保障について何ら心配せず、キャンドル集会に便乗できているのだが、ところがその彼らが先頭に立って韓米同盟を危険にさらす発言や行動をしている。自分が立っているこの地を自分で崩壊させようとしているのだ。彼らは勇敢なのか、それとも愚かなのだろうか。

 われわれは韓米同盟が永遠に存在するものと思い込んでいる。われわれが何を主張し、あるいは何が起こっても「それはある」と考えている。国際関係を自らの観点でしか考えられない習慣は、自分たちを自分の血を流して守ったことのない国ではよくあることだ。

 野党は「米国がこの国にいるのは米国が必要だからそうしている」と考える。しかし米国は実は韓米同盟など望んでいない。米国はあのつらい6・25戦争(朝鮮戦争)の影響からもう抜け出したいと思っている。米国はあの戦争がいつ再発するか分からないと考えており、それが現実となって再び巻き込まれることに嫌気が差しているのだ。(中略)

 トランプ氏が大統領に就任した後も韓米同盟がこれまで通り存続するか、あるいは危機的状況となるかは今はまだ分からない。しかしはっきりしていることは、彼が「価値」ではなく「利益」を重視する人物であり、そのため韓米同盟は今後「空気」や「水」のようなものではなくなるということだ。空気が「あって当然」でなくなれば、周りの全ての環境が変わってくるだろう。その状況に耐えられる実力や覚悟、あるいは戦略があればよいが、もしないのならわれわれは自重しなければならない。
(引用ここまで)

 韓国の保守側は相当な危機感を抱えているのは間違いない。
 なにしろ、朝鮮日報はろうそくデモのテーマソングのようにして扱われている「これが国か」の中で、チェ・スンシルと同等の戦犯とされているほど。
 なので、エクスキューズとしての部分があるのは否めないのですが。

 ですが、本当に覚悟があってやっているのかというのは本音なのでしょう。
 ここでは米韓軍事同盟について書かれていますが、日韓GSOMIAや慰安婦合意を破棄することができるのか。
 以前から次期大統領の本命候補とされているムン・ジェインはTHAADミサイル配備、慰安婦合意、GSOMIAの3点セットすべてを覆すという話をしています。
 朝鮮日報はそれに対して「本当にそんなことをやるつもりなのか」という社説を出しています。すでにアメリカの専門誌からも「このまま左派政権が誕生なら在韓米軍は撤退するしかない」という警告も出ています。
 その影響を受け止めることができるのか、という話ですね。

 さらにムン・ジェインを支持するであろう韓国人に対しても同様に問うているのですよ。
 「このままでは米韓軍事同盟も、日本との経済協力もなくなってしまうのだがそれでもいいのか」 と。
 まあ、「ろうそくデモは世界4大革命」って浮かれている勢力はそのままムン・ジェインを支持するのでしょうけどね。
 ムン・ジェインもイ・ジェミョンが過激な発言で突き上げてきている以上、発言の後退はできない。
 しっかりと敷かれているレールは破滅への道なのですが、そこから外れることはもはや許されないのです。

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2017/3/1