駐韓国大使 きょう一時帰国 少女像設置への対抗措置(NHK)
駐韓大使9日に一時帰国 少女像で対抗措置(日経新聞)
政府は、韓国プサンの日本総領事館の前に慰安婦問題を象徴する少女像が新たに設置されたことへの対抗措置として、韓国に駐在する長嶺大使と森本・プサン総領事を9日、一時帰国させることにしています。長嶺大使らは、チェコなどの訪問を終えて11日帰国する岸田外務大臣らと面会して、現状を報告したうえで、今後の対応を協議する予定です。
(引用ここまで)
 長嶺氏は一時帰国後、安倍晋三首相と今後の対応を協議するとみられる。韓国への帰任時期に関しては韓国側の反応をみながら慎重に見極める。

 駐韓大使の一時帰国の事例としては、2012年8月に当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領が島根県の竹島に上陸したことに抗議して、日本政府が武藤正敏大使(当時)を帰国させ、12日後に帰任した経緯がある。
(引用ここまで)

 つい先ほど駐韓大使が帰国したようですね。帰国の時期がどのくらいになるかはまだ不明ですが「数日程度になるだろう」とされているようです。
 一時帰国が数日間ではないかとされていることをもって「日本政府は弱腰」としている人もいるようですが。
 はっきり言ってしまえば日数はあまり関係ないのですよ。
 「大使(および総領事)の一時帰国」というのは相当に大きな示威行為なのです。言葉だけで「一時帰国」としていますが、実質的には召喚です。このあとの手段は戦争しかなくなるというレベル。

 日本政府はほとんどその手段をとらないこともあって、その喧伝効果は充分にあったでしょう。
 ユン・ビョンセ外相が大使を慌てて呼びつけたなんてのはその証左です。あれは「大使を呼びつけた」というよりは、日本政府へのメッセージを渡さざるを得なかった状況。

 たとえ数日で大使が戻ったとしても、通貨スワップ協定の再開協議中止をはじめとした他の制裁は生きているわけですしね。
 記事にあるように竹島上陸に対しての抗議の意味で一時帰国したときは12日。
 それよりは短くなるのかな。

 日本にとっては今回の対抗措置で「慰安婦問題は本当に解決したのだ。あとは韓国の国内問題を果たせ」という強硬姿勢を見せることができた。
 この方針をどれだけ続けることができるか、という問題はまだ残されていますが。

爆発する韓国経済 (Voice S)
室谷 克実
PHP研究所
2016/11/28