「安重根義士テロリスト論争」に対する韓国富平警察署の立場(中央日報)
11日、ツイッターで仁川富平(インチョン・プピョン)警察署が製作・配布した「テロ予防ポスター」写真が急速に広がった。

あるツイッターのユーザー「これ、私だけ変だと思うだろうか」として問題を提起した。

引き続き「誰が見ても安重根義士の手だが、これをテロ予防ポスターに入れるのが適切なものか」として自身の意見を書き込んだ。

中国ハルビン駅で伊藤博文を暗殺した安重根義士がテロリストというニュアンスを漂わせているということ。

これに対し、仁川富平警察署の関係者は中央日報との電話インタビューで「『テロに関するすべての行動をやめろ』という意味で手の平を入れたものだが、専門家ではなかったので手の平をそのまま入れることができず、ネット上の写真をキャプチャーしたようだ」と話した。

引き続き「あいにく(それが)安重根義士の手の掌印だった。入念に確認できず、見逃したようだ。貶めようとした意図はない。20部程度を自主製作して5部程度仁川富平地下商店街に貼った」とし、「誤解の余地があり、該当ポスターを回収する措置を取っている」と立場を明らかにした。
(引用ここまで)

 あー、微妙、
 「STOP!」という字と「手のひら」って表現としてはよくあるパターンなのです。
 Googleの画像検索を見てみても……

STOP + ポスター
STOP + Poster
STOP + sign

 どれでも手のひらでの表現というのはあるのですね。

anjuukon_stop1

 こんな感じで。

 んでもって件の安重根をテロリスト扱いにしたというポスターがこちら。

stop_anjuukon

 画像はポスターを発見した人のTwitterから。


 手のひらの下に「STOP! テロ」とあって、その下には「テロ〜! あなたの興味で防げることです」というようなことが書いてあります。

 なぜこの手のひらの画像が安重根のものかと分かるかというと、なんかの盟約で左手薬指を切断したせいで短いのが特徴なのですよ。
 韓国人ならほぼ誰でも分かるポピュラーな手のひらなのです。
 ……いや、若いタレントだと分からなかったりするのかな。

 なので、韓国で「手のひら」で画像検索してポスターに使える高精細な画像で最初に出てくるのはおそらくこの画像だったのでしょうね。
 なにも考えずにテロ対策のポスターとして使ってしまったら非難された……というところかな。

 心理学的には「深層心理で安重根をテロリストであると思っているから〜」とかなんとか語れそうですが、ケアレスミスでしょう。

日本のポスター 明治 大正 昭和 紫紅社刊
三好一
アットマーククリエイト
2003/9/20