「日本政府、駐韓大使帰任条件は『韓国の少女像撤去具体的行動』」(聯合ニュース・朝鮮語)
日本政府は、釜山少女像の設置に反発して一時帰国した長嶺安政駐韓日本大使の帰任時期は「撤去のための韓国側の具体的な行動」を条件として韓国側の動きに応じて判断することにしたと共同通信が18日伝えた。

ユン・ビョンセ外相は主要20カ国・地域(G20)外相会議に出席を契機にドイツのボンで岸田文雄日本外相と会い「可能な限り最大限の努力をしていく」と述べたと通信は伝えた。

岸田外相は会談後、記者団に「韓国の対応を注視するとともに、(2015年12月末日韓の慰安婦)合意を着実に履行することを要求した」と述べた。

しかし、韓国では、少女像撤去の反対世論が強いうえに、弾劾政局が続く状況で少女像撤去は困難と見て日韓の対立状況は長期化する可能性があると共同通信は予想した。

共同通信は外交消息筋を引用してユン長官が会談で、韓国政府がこれから実行するアクションを岸田外相に紹介したと伝えた。ただし、この外交筋は具体的な内容は明らかにしなかった。

共同通信は、「尹長官が釜山総領事館の前に設置された少女上の撤去のための手順について説明した可能性がある」と伝えた。
(引用ここまで)

 先日のG20における日韓外相会談の内容を韓国側は共同通信の報道を引用することで報道しています。
 そこそこ探したのですが韓国メディアによる独自取材としての結果はほぼなし。
 明日以降、あるいは帰国してからなにか出てくるのかなぁ……。

 で、面白いのはコメント件数。
 普通の出来事では100件も行かない。
 大きめの事件で100〜500件といったところ。
 パク・クネの弾劾に関する記事では5000件を超えることが多くて、10000件を超えたことも何度かありましたね。
 で、今回は3500件のコメント。韓国人にとっては大きなインパクトのあるニュースだといえるでしょう。

 中身はお知らせするまでもないようなアレ。
 「日本にお伺いを立てなければ像も建てられないのか」というようなものもありましたが。

 ま、日本政府ももはやパク・クネやユン・ビョンセを相手にはしていないというのが実際なのでしょう。
 次期政権を担う大統領がどのような態度に出るのか、そこを焦点にしている感じです。
 日本の一部からは「大使を帰すタイミングを失った」というような論評が出ていますが、そうではないのです。
 次期政権はおそらく2ヶ月以内には成立する。
 パク・クネによる大どんでん返しがないかぎり。
  どう見たってタイミングはそこに向けているのですよ。

 で、次期政権が「慰安婦問題を再交渉する」なんて話をしたら「はい、対抗措置継続」でよいのです。
 一度韓国に戻しておいてそのタイミングでまた帰国させるなんていうのもありかもしれませんが、それだと「またか」となる可能性もある。
 伝家の宝刀はそう抜くもんでもない。
 次の日韓関係は「日本側の決裂宣言」からはじまるのですよ。なかなか面白いシチュエーションになりそうですね。

やっかいな隣人 韓国の正体―-なぜ「反日」なのに、日本に憧れるのか
井沢元彦 / 呉善花
祥伝社
2012/10/20