中国外交部長「韓中修交25周年の成果は貴重…THAADは誤った選択」(中央日報)
THAAD:中国外相「韓国、瀬戸際で配備中止せよ」(朝鮮日報)
 王毅外相は同日午前、全国人民代表大会(全人代)に合わせた記者会見で、THAAD配備に反対するというこれまでの立場を繰り返した。王毅外相は「THAADは監視範囲が韓半島(朝鮮半島)を超えており、中国の安全保障上の利益を毀損する」として「THAADの導入は誤った選択であり、中国は当初から断固として反対していた」と主張した。また「THAAD配備は韓国自身を危険な状況に追い込むだろう」として「中国は韓国が瀬戸際でTHAAD配備を中止し、誤った道を突き進むことのないよう求める」と述べた。
(引用ここまで)

 以前から中国からは正式にTHAADミサイル配備に対して反対を表明していました。

 16年02月 在韓中国大使が「THAADが配備されたら中韓関係は一瞬で終わりだ」と発言
 16年07月 THAAD問題で2日連続で駐中韓国大使を呼び出す
 16年08月 日本での中韓外相会談でも王毅が「THAADを取るか、中国を取るかだ」と発言。
 17年01月 韓国野党議員に中国の安全保障を阻害するものだと発言。

 これらは一例で、他にも複数のTHAADミサイル配備に対しての反対コメントがありました。
 ですが、今回の王毅外相の「瀬戸際でTHAAD配備を中止しろ」というコメントはかなり強硬なものを感じます。
 そしてその一方で焦りも感じられます。

 すでにTHAADミサイルの一部配備ははじまってしまっているわけで。
 これ、中国がやってきた「力による現状変更」と似た措置なのですよね。既成事実を作ってしまって、なにも言えなくする。

 中国としては他の属国からの視線もあるので、反対し続けるしかないのですが。
 あとはムン・ジェインによって配備撤回まで持っていけるかどうか。
 まあ、さすがに難しいかな。

MAMOR(マモル) 2017 年 02 月号 [雑誌] (デジタル雑誌)
MAMOR編集部
扶桑社
2016/12/21