【萬物相】勝者の宴のあとに韓国社会が直面する現実(朝鮮日報)
 朴槿恵大統領の弾劾が決まった10日、普段から弾劾を支持していた友人からメッセージを受け取った。「夕方に家族とチキンで一杯やる」というのだ。それだけにとどまらず、外電は「弾劾決定後、韓国がチキンを食べて祝っている」と伝えた。不義に対する風刺か、敗者に対するあざけりか。広場では人々がシャンパンを開ける姿も見られた。翌日には数万人が広場に集まった。祝いの歌が流れ、祝砲も響いた。

 彼らが歓呼しているその時、ため息をつく人々が韓国社会にはいた。法治主義を拒否するわけでも、民主主義を否定するわけでもない。特定の個人ではなく国を憂う人々、考えが異なるために敗者にされた人々だ。弾劾後の政治変動、安全保障危機、経済危機への不安で落ち着かない人も少なくない。大統領弾劾はないに越したことはない不幸な事件だ。声を上げて笑うようなことではない。勝者の宴はいつまで続くのか。宴が長引くほど、社会の亀裂は深まる。パーティーが終われば、現実は間違いなくやってくる。
(引用ここまで)

 日本やアメリカの社会を知っている韓国人は、今回の狂騒をどう感じているのかということを興味を持って探していたのですが、ちょうどソンウ・ジョンがそんな記事を書いていました。
 文章から疎外感を感じます。
 違う社会を知ってしまっているからこその疎外感というか、「勝利」に沸いている韓国人こそが実は敗者であるということを理解しているからの疎外感なのか。
 そもそも勝者は弾劾裁判なんか起こさないよねって話でもあります。

 楽韓Webでも何度かその後をどうするの、弾劾成立直後にはまだなにも変わってないでしょって話をしてますね。
 アメリカの外交政策誌では「このまま左派政権誕生だと米軍撤退」という予測をしています。
 韓国人は政府を恨み、大企業を恨み、社会を恨み、大統領を恨み続けて弾劾にたどり着いた。
 弾劾が成立して大統領が罷免された。シャンパンを開けて、チキンを食べて、ついでに号砲も鳴らして祝っちゃおう。

 で、その後はどうするの、と。
 ムン・ジェインを元首に掲げてどこに行こうとしているのか、というお話なのですが。

「文在寅が反日路線に走れない理由」という記事が気になる。
週刊ニューズウィーク日本版「特集:北朝鮮 新次元の脅威」〈2017年3/21号〉 [雑誌]
ニューズウィーク日本版編集部
CCCメディアハウス
2017/3/14