仁川月尾モノレール事業結局失敗に終わる... 残ったのは「凶物だけ」(聯合ニュース・朝鮮語)
仁川月尾島モノレール建設事業が、最終的に失敗に終わった。

モノレール事業は、血税の無駄事業標本に選ばれる月尾銀河レールの後続の代替事業として推進されたが、着手2年ぶりに再び原点に戻った。

仁川交通公社は17日、月尾モノレール民間事業者である仁川モノレールと事業協約を解約すると発表した。

民間事業者が事業費の調達計画を明確に提示していない工程もしっかり履行できないことが条約の失効理由だ。

交通公社は、「現在まで車両20台以上を生産して軌道施設の設置、駅の改善などの分野別の改善工事を90%以上完了していなければならないはずだが、どのような工程も実施していなかった」とし「事業者は、事業費の調達確認に必要な融資確約書も提出していなかった」と指摘した。 (中略)

仁川交通公社は2年前協約締結当時、仁川モノレールの技術力と財務能力を疑う懸念を一蹴し、ビジネスの成功を自信を持った。

工事は、条約締結当時報道資料を出し、「技術力・財政力・運営力など優先交渉者の事業能力の否定的な世論との懸念事項について十分に確認した後補完した」と強調した。

しかし、2年ぶりに仁川モノレールの事業遂行能力が劣るという理由で契約を解約することにより、民間事業者のための交通公社の事前検証がずさんたことを否定することができなくなった。
(引用ここまで)

 先日、仁川の月尾銀河レールがリブートされた「月尾モノレール」事業が頓挫しそうだ、というエントリをお伝えしました。
 仁川交通公社は「月尾モノレールの事業者がどうなるかは分からないが事業自体は継続する」というようにコメントを出していたのですが。
 やっぱり終了しましたので、ご報告までに(笑)。

 聯合ニュースの記事コメントでは10年前に月尾銀河レールを計画した当時のアン・サンス市長(現在は自由韓国党(旧セヌリ党)所属の国会議員)に対して「アン・サンスを撤去作業に参加させろ」みたいなものが多いですね。
 アン・サンスは非朴派で、前回の総選挙では無所属で出馬(後にセヌリ党に合流)していたのですが、もはや保守派というか自由韓国党議員は誰であろうとも断頭台に送るべき存在なんでしょう。

 それ以前に仁川市長時代にこの月尾銀河レールだけではなく、仁川タワーや仁川エイトシティといった事業が死屍累々であることを批判されてのいるのかな。
 記憶の奥底に先進デザイン都市を標榜していた仁川ミラノシティ計画というものがあったような感じなのですが、あれもどこに行ったのやら……。


 画像は仁川を訪れたときに撮影してきたもの。これが6.1km、廃墟として続いているのですね……。

 これまで月尾銀河レールについては建設費や金融負担で100億円以上が費やされてきたのですが、できあがったものはなにもなし。
 いや、楽韓Webでネタになるという重要な仕事をやってのけましたか。
 韓国ウォッチャーにとっては本当にありがたい存在でした。
 まだ事業者の技術に問題があって云々ということが名誉毀損であるというような訴訟沙汰がいくつか残されているのですが、とりあえず事業自体はこれで棺に入ることになるようです。

Newton 古代遺跡の七不思議 3大ピラミッド
科学雑誌Newton
株式会社ニュートンプレス
2016/9/26