<W杯サッカー>韓国、中国に敗れる…容易でない本大会行き(中央日報)
韓国はこの日の敗戦で3勝2敗1分け(勝ち点10)となった。シュティーリケ監督はW杯本大会直行のために「勝ち点22」獲得を目標にしているが、この日の敗戦で本大会への道のりは険しくなった。目標を達成するには韓国は残り4試合を全勝で終えなければいけない。カタール戦(6月13日)、ウズベキスタン戦(9月5日)がアウェーであるうえ、難敵イランとのホーム試合(8月31日)も残っている。

一方、中国は3敗2分け後に初勝利をつかみ、W杯本大会進出へのわずかな望みをつないだ。韓国は中国と32回対戦し、2敗目(18勝12分け)を喫した。2010年の東アジアカップ(0−3敗)以来7年ぶり、2回目の敗戦だ。 (中略)

一方、同じ組のウズベキスタンはこの日、アウェーでシリアと対戦し、0−1で敗れた。ウズベキスタンは3勝3敗(勝ち点9点)となった。
(引用ここまで)

 さて、中国に衝撃の敗戦を遂げてしまった韓国代表ですが、韓国国内では「このままでは2位以内も危ない」という論調が出てきました。
 実際にどんなもんかというのをチェックしてみましょう。現在のところ、イランはほぼ突破決定。
 2位争いは勝ち点10の韓国、勝ち点9のウズベキスタン、勝ち点8のシリアに絞られてきていると思われます。
 それぞれの対戦相手を見てみましょう。

●韓国 勝ち点10
 03/28 シリア(H)
 06/13 カタール(A)
 08/31 イラン(H)
 09/05 ウズベキスタン(A)

●ウズベキスタン 勝ち点9
 03/28 カタール(H)
 06/13 イラン(A)
 08/31 中国(A)
 09/05 韓国(H)

●シリア 勝ち点8
 03/28 韓国(A)
 06/13 中国(H)
 08/31 カタール(A)
 09/05 イラン(A)

 それぞれカタール、イラン戦を残していて、ここでそれぞれイランが勝ち、カタールが負けるという想定で勝ち点3を計算しましょうか。いや、実際は分かりませんが。まあ、そういう想定で。

 韓国はシリア戦で勝てば勝ち点16で最終戦のウズベキスタン戦を迎えられます。
 ウズベクはイランに負けてカタール・中国に勝つとして、勝ち点15で韓国戦。
 シリアは韓国戦に引き分ければ勝ち点15までは見えています。おそらく1位抜けしているであろうイラン戦がアウェイなのがきついところですね。さすがにホームのイランで勝ちを計算するのは厳しそう。

 つまり、韓国は28日のホーム開催のシリア戦で引き分け以下だと本当にやばいことになりそうです。
 この場合、勝ち点14(負ければ12)で最後のアウェイのウズベク戦に臨むわけです。
 逆にシリアに勝てば勝ち点16でウズベキスタンを上回って、余裕を持って戦える。

 韓国は最後まで予選を楽しめそうです。
 リーグ戦で下位にいる勝ち点供給機に負けると、一気に苦しくなるというのがよく分かりますね。直接対決で負けるのとほぼ同じダメージとなるわけですから。
 シリアも初戦でカタールに負けたのがここまで響いているわけです。
 そういうわけでキャスティングボートは中国とカタールが握っているといっても過言ではなくなってきました。

 まあ、ありそうなシナリオはウズベクがカタール戦、中国戦のどちらかでヘタこいて韓国が楽になるってパターンかなぁ。
 今回のシリア戦でもそうですが、本当に堪え性がないのですよね……。

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村社 淳
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2014/6/13