在韓米軍司令官らと対北連携強化確認…長嶺大使(読売新聞)
 長嶺安政・駐韓大使は6日、ソウル市内でビンセント・ブルックス在韓米軍司令官、米国のマーク・ナッパー在韓代理大使と会談し、弾道ミサイル発射などを繰り返す北朝鮮に対し、日米韓の連携強化が必要との認識で一致した。

 日米外交筋が7日明らかにした。

 長嶺大使らは、北朝鮮の核ミサイルに実践的に対応するため、日米韓の合同訓練を戦略的なレベルに引き上げる重要性について一致。米側は日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が日米韓の枠組みでも重要だと指摘した。
(引用ここまで)

 長嶺駐韓大使がソウルで在韓米軍司令官、在韓米国大使代理と会談。
 その一方で韓国の国防部長官と統一部長官は面談を拒絶
 この対比、すごく面白いですね。

 何度も韓国人に当事者意識がないという話をしていますが、このコントラストがそれを如実に描いています。
 最初から大使は「大統領代行、統一部長官、国防部長官と話をしたい」と宣言して帰任した
 この3人と会うのに「慰安婦合意の履行を求める」わけがない。
 それなのに韓国政府は「格が違う」だの「外交的欠礼」だのを言い訳にして会おうとしない。
 あるいは韓国政府にはアメリカ側から情報が行っていない、という事態も考えられますかね。
 さすがにそれはないと思うのですが……。それにしても、これだけ当事者意識がないのはなぁ。

 その一方で在韓米軍司令官、在韓米国大使代理といったアメリカ側の当事者とはすぐ会談ができる。
 日米で今回の事態についての共通意識がある、あるいは情報共有が確実にできているということなのでしょう。
 北朝鮮と戦闘状態になるのであれば、日本もその当事者の一員であることは間違いありません。
 その際の邦人脱出についての話なんかも出たのでしょう。

 こういった情報収集については「大使」という肩書きは役に立つのです。
 大使代理であるとどうしても後回しにされてしまう。なので、この事態においては大使の肩書きがどうしても必要であったので帰任させた。
 当初から「この帰任は有事に備えたものである」と楽韓Webでは語っていましたが、それがこの会談で裏付けられたように思えます。

 有事が起きるかどうかはともかくとして、その備えであると。
 しかし、それにしたって韓国政府に当事者意識なさすぎると思うのですがね。
 うーん、本当に蚊帳の外にされているのかなぁ。あるいは「どうせあと1ヶ月で終わりの政権だし」くらいの勢いなのか。
 ただ単にものが見えていないだけなのか。ちょっと分からないですね……。

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