「米国、日米協議で対北軍事攻撃の可能性に言及」(中央日報)
米、北朝鮮攻撃に言及 日本政府に今月説明(共同通信)
米国政府が日本政府に対し、北朝鮮の核・ミサイル問題に関連して軍事攻撃に踏み切る可能性に言及したと、共同通信が11日報じた。こうした方針をトランプ米大統領が中国の習近平国家主席に伝達するという説明もしたと、共同通信は伝えた。こうした内容は米中首脳会談(6−7日)直前に開かれた日米高官協議で出てきたという。

日本政府の消息筋は「米高官が『中国が北朝鮮に圧力を強化するか、米国が(北朝鮮を)攻撃するか、2つの選択肢しかない』と強調した」とし、その後、日本政府内でトランプ大統領が実際に武力行使を選択肢の一つにしているという見方が広まったと、通信は伝えた。

トランプ大統領は米中首脳会談直前の6日、安倍首相との電話会談で、「(北朝鮮問題に対応する)あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と述べた。日本政府は当時、米国側に「(北朝鮮への)攻撃に出れば、日本は韓国と共に標的にされかねない」という懸念を米国側に伝えたという。
(引用ここまで)

 もうすでに楽韓Webを読んできている人には分かりきったことですが、こういうこともあったらしいですよということでチェックを入れておきましょう。
 米中首脳会談前にアメリカ政府高官が「中国が圧力を加えて核保有をやめさせるか、アメリカが攻撃を行うかの選択肢しかない」と述べた。
 つまり、韓国から見たら頭越しに選択肢を行使する用意があるという話ですね。
 このまま座視はしない。1994年に見逃した結果、ここまで話が大きくなってしまった。その過ちを繰り返さないということだけは決まっている。

 中国が圧力を行使するか。
 それともアメリカが攻撃を行うか。
 もちろん、日本をはじめとした周辺国の都合も考慮はするでしょうが、それはあくまでもオプションであって本筋ではない。
 アメリカがどうするかというオプションは中国の行動いかんで決まる。
 実質的に中国のいうところのG2を認めた形なのかな、とも思いますが。

 そうしたほうが、アメリカにとってやりやすい部分もありますかね。中国が「我々も大国だ」というのであれば、相応の義務を背負ってもらおうとすることで。
 今回はまんまその路線で、「大国だというのであれば北朝鮮の核保有をやめせさせてみせろや」くらいのものなのでしょう。
 米中首脳会談で切迫している北朝鮮問題に対してだけでなく、共同声明そのものがなにも出なかったというのは、そのあたりも作用しているのかなと思われるのです。

 アメリカが中国に対して北朝鮮核問題への対応期限を区切っているとは思いませんが、それほど長くは待たないでしょうね。
 少なくとも現状では噂されている4月27日の攻撃はないでしょう。
 巡航ミサイルによる空爆であれば別ですが、本気で攻撃するのであれば空母ロナルド・レーガンのメンテ明けを待つはず。
 もしメンテが明けても、空母カールビンソンがそのままで2隻体制にするようであれば、かなり本気のシグナルであるといえると思います。

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