韓国で「手抜き工事」頻発…カーリング会場の床に亀裂 「五輪不適合」で全面再施工のお粗末(ZAKZAK)
ぐちゃぐちゃに割れたオリンピックカーリングセンター……「ホームアドバンテージなくなった(朝鮮日報・朝鮮語)
 2018年平昌五輪のカーリング会場で3月22日、コンクリート床面の全面に亀の甲羅のような亀裂が複数生じているのが確認された。朝鮮日報(電子版)が報じた。手抜き工事が原因とみられており、地元自治体・江原道が床面を全面撤去して施工し直す計画。既存施設を134億ウォン(約13億4000万円)かけて整備したが、再施工にさらに3億〜4億ウォン(約3000万〜4000万円)の費用が必要で、五輪支出で苦心する江原道は施工業者に負担させる考えだ。(中略)

 朝鮮日報が報じた写真を見ると、江陵カーリングセンターの縦60メートル、横30メートルのコンクリート床面はパテが埋め込まれているような亀裂が不規則に走っている。専門家はコンクリートが氷の荷重に耐えられなかったと指摘し、「当初から不良施工をした疑いがある」と原因を推測していた。

 2月に平昌五輪のテスト大会として実施された世界ジュニア選手権で、世界トップレベルにあるカナダの製氷技術者(アイスメーカー)が、この会場が五輪に適していないという意見を平昌五輪組織委員会に伝えていたと報じられる。世界カーリング連盟(WCF)も口頭で組織委に伝えており、朝鮮日報は「事実上『五輪不適合』の判定がなされた状況」と伝えた。 (中略)

 五輪本番会場が使えないことで、スポーツ関係者の間では平昌五輪で金メダル7個を獲得し総合4位を目標とする強化計画にも狂いが生じると懸念が広がっている。他国に比べて本番会場への適応力を磨く時間が取れるはずの「開催国の利点が消えてしまった」と関係者から不満が出ているという。
(引用ここまで)

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 画像は朝鮮日報のページから。

 江原道江陵にはいくつかの競技場が用意されています。
 アイススケートのショートトラック+フィギュアの会場であるアイスアリーナ、スピードスケート、アイスホッケー、そしてこのカーリングの会場となります。
 オリンピック開催時には準高速鉄道が通るらしいですが、現状では空港からバスで3時間かかるというレポートがありましたね。
 会場はいい出来だが、インフラに不安があるというものでした。
 アイスアリーナでは電光掲示板の落下事故なんかもありました。

 今回のカーリングセンターは氷の重さにコンクリートが耐えられずに亀裂が生じたということなので、コンクリートを惜しんだ手抜き工事である可能性が高いようですね。
 床のコンクリートをすべて引っぺがして、補修することで今年の夏くらいまでには間に合わせるとのことです。

 しかし、面白いのは「改修することで代表が本番と同じ場所で試合ができずにホームアドバンテージが消失してしまった」という文章が最初の段落にきていることです。
 そこ重要かなぁ……っていう。
 思えばボブスレーでも競技団体から「選手の命を最優先にしてくれ」なんて言われていました。
 ……戦争にでもならないかぎり、最終的にはなんだかんだで開催できるとは思います。
 選手に競技場由来の怪我がないことを祈るだけです。

偽装: 「耐震偽装事件」ともうひとつの「国家権力による偽装」
小嶋 進
金曜日
2015/4/19