「一番になりたい」 韓国の高校生、達成動機はOECDで突出(朝鮮日報)
 OECDは、世界の15歳(高校生)54万人を対象に、全般的な生活満足度と達成動機、身体活動、親との関係などをアンケート調査した「国際学習到達度評価(PISA)2015高校生健康報告書」を19日に発表した。昨年12月に発表された読解などの学習到達度評価と共に調査したものだ。

 OECDが高校生に主観的生活満足度を0点(最低)から10点(最高)までの尺度で尋ねたところ、韓国の高校生の平均点は6.36点で、OECD 28カ国のうちトルコ(6.12点)の次に低かった。OECDに加盟していない国を合わせた48カ国中でも、トルコの次に低かった。

 韓国の高校生の勉強時間はOECD加盟国の中でも最も長い方だった。週60時間以上勉強(学校とそれ以外の合計)すると答えた高校生は23.2%で、OECD平均(13.3%)の2倍近かった。韓国は学校の正規の授業時間外に数学・科学の追加授業(私教育や放課後の授業)を始めた時期がOECD加盟国中で最も早く、9歳だった。OECD平均は11歳、最も遅いアイスランドは13歳だ。追加授業を「好きだから」受ける韓国の高校生は9.7%に過ぎず、「成績を上げたいから」という理由が52.2%だった。

 韓国の高校生は「一番になりたい」という達成動機が非常に強いことも分かった。例えば、「うちのクラスで一番の生徒になりたい」という高校生は80%以上で、OECD平均(59%、65%)を大きく上回った。同時に、学校の勉強で緊張・心配する割合も他国より高かった。 「学校で悪い成績を取るのが心配だ」という高校生は75%(OECD平均66%)に達した。

 OECD加盟国の平均では、勉強時間が長ければ長いほどかえって学習達成度は低かった。ところが、韓国は唯一、勉強時間が長い高校生の方が生活満足度も学習達成度も高かった。例えば、韓国では週60時間以上勉強している高校生の生活満足度(6.6点)が40時間以下勉強する高校生の満足度(6.3点)よりも0.3点より高い。これについてPISAチームのチェ・アンナ政策分析官は「他国では通常、勉強ができない高校生が私教育(tutoring)を受けるが、韓国は逆に勉強ができる高校生が先行学習を多くする。韓国の青少年たちは勉強を一生懸命して、やればやるほど親や先生の関心を浴び、ほめられるため、学力が生活満足度で大きな部分を占めているようだ」と語った。
(引用ここまで)

  これはよい記事というか、統計というか。
 韓国の教育事情が透けて見えてきていますね。

 「1位にならなくてはいけない」という思いがどの国よりも強く。
 幼い頃から正規授業以外の追加授業を受けはじめ。
 どの国よりも長くの勉強時間を費やしており。
 その長い教育時間はあくまでも「成績を上げたいから」であって、自発的なものではない。

 韓国の学生のかたち、というものが見えてきます。
 それでいてソウル大学に入っても「この国じゃ金の匙をくわえてこないかぎり先が見えている」と自殺を選ぶ学生がおり、そのソウル大学でも医学部以外に入学するのであれば意味がないから合格を取り消せとデモをする。
 物理学者であっても「公務員になりたい」とゴミ収集員の試験を受けスペイン語が話せるというレベルであっても文系にはまともな就職先はない。

 なんか書いているだけでも気分が陰々滅々としてくるのですから、実際にその場にいる学生の気分たるや……というものでしょう。
 チョン・ユラのようによっぽどコネと金に恵まれているか、The KING of the kings.くらいの上位成績者でなければ意味がない。
 それであっても、役員になれなければ40代で肩たたき。
 ……そりゃ、ヒュンダイ自動車の労働組合も自分の地位を守るためには頑なにもなるってもんですわ。

 でもきっと、ムン・ジェインが大統領になりさえすれば魔法のようにすべてが好転するのでしょうね。
 ほら、あの国の悪いところはすべてパク・クネのせいですから。

「ヘル・コリア」の恐怖 Voice S
室谷克実
PHP研究所
2016/5/6