North Korea: Experts Warn Only Way Forward May Be Diplomacy(NBC・英語)
米軍の特殊観測機 韓国上空に緊急出動=北朝鮮核実験に備え(聯合ニュース)
ロシア軍が北朝鮮に向け装備移動と報道、大統領府はコメント拒否(ロイター)
北朝鮮、核実験場の活動再開か(共同通信)
対北朝鮮「武力行使なら全面戦争」=米専門家にインタビュー(時事通信)
米有力シンクタンク、ランド研究所のブルース・ベネット上級国防アナリストは時事通信とのインタビューで、米国が武力行使に踏み切った場合、全面戦争は避けられないと予想した。(中略)

−米国が武力行使を決断したとして、考えられるシナリオは。
 軍事的見地から、ピンポイント攻撃はない。北朝鮮の核とミサイル両方の計画を阻止するには、数十カ所を攻撃しなければならない。うち1カ所に米国が攻撃を加えただけで、北朝鮮はソウルに向けて反撃するのではないか。米国が踏み込んでいって(核・ミサイル)計画をつぶそうとすれば、朝鮮半島で大規模な戦争が起きる。それ以外の結末は考えづらい。 (中略)

 −トランプ大統領が北朝鮮攻撃を決断すると考えるか。
 実際のところ分からないが、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は有能な人物だ。シリアは米軍が飛行場にミサイルを撃ち込んでも反撃の手段を持っていなかったが、北朝鮮は違う。彼らには、ソウルを攻撃できる迫撃砲が3000門はあるとみられ、その10分の1を使って砲撃を1時間加えるだけで、何千人もの犠牲者を出しかねない。そうした事態をもたらすことを、米国の大統領が望むとは思わない。
(引用ここまで)
 シチュエーションは戦争に向かいつつあるものの、韓国・日本が被る可能性がある被害が大きすぎて戦争までには踏み切れないだろう。
 そんな見立てが出はじめています。というか、そういう雰囲気であるというように空気・世論を作りたがっているというか。
 そういう中でロシアも虎視眈々と極東最南端に軍を進めつつある。その目的は観測なのか、難民を防ぐためか。あるいは「東北朝鮮」の分割か。まあ、難民流出を恐れているというのが一番大きいかな。クリミアとはだいぶ事情が違いますしね。

 NBCの記事では北朝鮮国境からわずか30kmほどのソウルに1000万人超の住民がいることの危険性を強調しています。すなわち、同盟国に数千人に及ぶであろう犠牲者が出るような戦争を行うのか、という疑問を呈しているわけですね。「外交だけが事態を打開する方法だ」という専門家の話を掲載していますね。
 時事通信の記事でも同様の見立て。
 武力行使をするであれば全面戦争まで行き着くしかない。そのような手段をアメリカが執るとは思えない、と。

 ただ、核実験が行われるようであれば分からないのですよ。
 北朝鮮の核実験の度に日本にきているWC-135がまたもや嘉手納基地に飛来。東日本大震災の福島第1の観測にもきていましたね。
 そして、数日前には職員がバレーボールをしているともされていた核実験施設周辺が活動再開という情報もきている。
 アメリカ政府はレッドラインを核実験、もしくは大陸間弾道弾のテストに置いてると思われます。
 25日の人民軍設立記念日前後に核実験を行うのか否か。そのあたりが分水嶺となるのでしょう。

 湾岸戦争ではアメリカの同盟国であるイスラエルへスカッドミサイル(アル・フセイン)が撃ちこまれる事態になっても、戦争遂行をしたわけです。 
 その必要があると判断したとき、アメリカは確実に戦争を遂行します。それはアメリカの歴史が証明していることですよ。