【社説】習近平主席・安倍首相と電話して韓国は除外したトランプ大統領(中央日報)
トランプ米大統領が23日(現地時間)、中国の習近平国家主席と日本の安倍首相と相次いで電話会談をしたのは、緊迫した北朝鮮の核問題をめぐる議論と解決法の調整のためと分析される。今回の電話会談が北朝鮮建軍記念日の25日を控えて6回目の核実験に対する懸念が強まり、韓半島(朝鮮半島)周辺に米国の軍事力が集結する状況で行われたという点に、我々は注目する。もし北朝鮮が核・ミサイルを前面に出した戦略的な挑発で「レッドライン」を越えれば、米国が「外科手術式(精密)打撃」に動く可能性を排除することはできない。

もちろん対北朝鮮軍事措置を取るには圧倒的な武力だけでなく、さまざまな国際政治的な条件も満たさなければいけない。中国の黙認・ほう助、米指導部の意志・決断、そして韓国が意思決定に加わることが基本だ。(中略)

問題は韓国だ。トランプ大統領の今回の電話会談の対象から韓国の首脳部が抜けたという事実は懸念される。もちろん韓国が黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行体制で大統領選挙を行っている状況のためという分析も一部で提起される。しかし、いくら特殊な状況でも国家と共同体の運命がかかる重大な状況で疎外されてはいけない。きょう東京で開催される韓日米6カ国協議首席代表緊急会議から韓国の意思が確実に伝わるよう外交的努力に拍車を加える必要がある。
(引用ここまで)

 トランプは安倍総理とも習近平国家主席とも電話会談をした。
 国連安保理に対しても北朝鮮への新たな制裁を求めている。ホワイトハウスでの上院議員への説明も行おうとしている。
 だけども、韓国とは意思疎通をしているように思えない。

 ……いや、必要ないからじゃない?
 北朝鮮包囲網を形成するためにバヌアツ共和国への問い合わせをする必要がないように、韓国に問い合わせをする必要がない。
 当事者ではないと位置づけられているのでしょう。

 意図的にスルーされているって考えたほうが分かりやすい。どうせ韓国の言うことなんて「攻撃はしないでくれ、ソウルが危険にさらされる」っていうひとつだけですし。
 だったら、最終段階になってから聞いたとしても問題はない。というか積極的にそうすべき。
 先制攻撃か、それとも核実験後の攻撃になるかはともかく「OK、できるだけのことはする(けど攻撃はやめないよ)」というだけで充分だと思われているから連絡されていない。

 攻撃がないのであれば、連絡しなくてもなんら問題はないわけですし。
 そもそも連絡をしたところでなにか韓国にできるのかと。
 解決への道筋をつけることができる実力のある国であれば、そりゃアメリカも考慮するでしょうよ。
 日本に対してはたとえばイージス艦でミサイルを追跡するなんて連携を確認することもできる。
 でも、韓国のイージス艦は以前に北朝鮮のミサイルの追跡を失敗している。
 解決もできないし、支援もできないんじゃどうしようもないですわな。

 総合的に見たときに北朝鮮核問題でアメリカから韓国に連絡がいかなくても、あるいは後回しであったとしてもなにか問題が生じるとでもいうわけでもなし。
 決まったら「こういう算段で行くよ」くらいは通達してもらえるのかな。さすがにそれくらいはあるか。
 ムン・ジェインが新しい大統領になった場合にはそれすらあるかどうか不明ですけども。

どうでもいいことで悩まない技術
柿木隆介
文響社
2015/10/7