軍服務18ヶ月短縮・KAMD加速... 文政府、異なる防衛政策(ニュース1・朝鮮語)
ムン・ジェイン次期大統領は、国防・安全保障の公約に現行21ヶ月の軍服務期間の短縮を約束した。

人口の崖が見えている状況で、軍服務期間の短縮による兵力需給を指摘する声に対してムン当選者は部隊編成改編、副士官人材補充、女性軍補充を聞いた。

情報化時代に応じた付帯単純業務を統合して少ない人員で運営し、軍の先端武器化による専門の戦闘部隊を副士官の増員で補うということだ。

ムン次期大統領はまた、積極的な女性軍補充を計画している。現行の全軍5.6%水準である女性軍の人員を10〜15%まで引き上げ軍の兵力の需給を円滑にして、18ヶ月の服務期間を達成する計画だ。

韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)の構築も加速されるものと思われる。

ムン当選人側は実質的な要撃手段であるミサイルの種類について多様化を試みるように見える。特に海上で迎撃できるSM -3とSM -6の導入を強力に推進する方針だ。

次期配備予定となる海軍のイージス艦に北朝鮮の弾道ミサイルの迎撃ミサイルが搭載されると、レーダー捕捉と迎撃までしたところで行われることができる。

ムン・ジェイン政府がKAMD早期構築化に熱中する理由は、戦時作戦統制権の返還とも関連している。

北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応する次元で盧武鉉政府は領空の下層防御を重視してパトリオットミサイル(PAC -3)を導入した。

ここでムン・ジェイン政府はSM -3で上層の防御を、SM -6で中層防御を強化するために2018〜2021年の予算を集中投入してKAMDを構築する方針だ。

戦作権還収時期を2025年前後と見ており、徐々に返還されることを前提にして戦争のコントラストを「米国が守ってくれる」から「韓国軍が自らの戦争責任を負う」へと、枠組みの変化を強調している。

このような変化のためにムン・ジェイン政府は首都圏の防衛を強化していく方針だ。

有事の際、首都圏が焦土化されると前線が後退して首都圏のインフラが破壊されて大きな被害を被るため、首都圏を守っている戦線を北上させて戦時初期から戦場を北朝鮮に作成するという意図と解釈される。

ムン・ジェイン政府は現在、GDP基準2.4%の水準である国防予算は3%台まで引き上げ公約を実践するという計画である。
(引用ここまで)

 ムン・ジェインの政策シリーズ最終章(たぶん)。
 防衛政策についてですね。
 KAMD=韓国型ミサイル防衛機構について言及しているのはTHAAD配備を代替したいという部分もあるからでしょう……。ってあれ?
 SM-3とSM-6の導入?
 どっちも米軍からの供与になりますが……。
 なにがKAMDなのやら。

 以前のKAMDは韓国独自の技術で開発されたロシア製迎撃ミサイルのライセンス生産品だったはずなのですが……。
 いつの間にKAMD=SM-3、SM-6の導入になったのでしょうね。
 そもそもSM-3にしてもSM-6にしても売ってもらえるんでしょうか。特にSM-3は日本の技術も導入されています。日本からの武器輸出規制対象にはなっていないのですが、そもそもの感情の問題的に。

 徴兵期間の短縮については以前から公約として述べられていたものです。
 ただ、OB兵からの不満はあるでしょうね。「俺たちは21ヶ月を捧げたのに、なんで18ヶ月なんだよ」と。あるいは18ヶ月にするために入隊時期をずらしたりして問題が出るかもしれません。
 女性隊員増加については……うむ、いやな予感しかしない。

 戦時統制権返還については2025年をめどに行う……と。やっぱり自分の任期中にはやりたくないというのが本音なのですね。
 まあ、返してもらう主体がそれまでいてくれたらいいですねっと。

 で、最後に現在のGDP比2.4%の防衛予算を3%台にまで引き上げるつもりでいると。
 ……公務員を81万人増やして、老人に対する年金を増やして、防衛予算を増額。
 大盤振る舞いっすなー。
 ちなみに2016年の韓国における名目GDPは1637兆ウォンほど。防衛予算は38兆8000億ウォンほどでした。
 2017年の名目GDP(IMF予想)は1722兆ウォン。この3%だと51兆ウォンになって、日本の防衛予算とほぼ等しくなりますね。
 隣国から軍靴の音が聞こえてくると、朝日新聞あたりは騒ぐべきではないのですかね?

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樋口 譲次
SBクリエイティブ
2017/5/2