韓国の4月の失業率、17年ぶりに最高…青年失業率も「歴代最悪」(中央日報)
就業経験のない青年失業者が過去最大を記録=韓国(中央日報)
11日、韓国統計庁が発表した「4月の雇用動向」によると、失業者数は117万4000人で前年同月比9万9000人増えた。これを受けて失業率は4.2%となり、前年比0.3%ポイント上昇した。これは4月単月を基準として、2000年(4.5%)以降17年ぶりの最高値だ。

青年層(15〜29歳)失業率も11.2%と、前年比0.3%ポイント上昇した。この記録も統計を取り始めた1999年6月以降、歴代最高水準となる。求職をあきらめた者も41万9000人で、前年に比べて5000人増えた。
(引用ここまで)
一度も就業したことのない20〜30代の失業者数は統計作成開始以降で最大を記録した。2008年の金融危機や2003年カード大乱が起きた当時よりも多い数値だ。

統計庁が6日に明らかにしたところによると、1〜3月期の20〜39歳の就業経験のない失業者数は9万5000人に達した。同じ期間に全年齢層で就業経験のない失業者数11万5000人のうち82.6%が青年層だった。

1−3月期の就業経験のない失業者の数は過去の景気不況時期より多かった。2008年の金融危機直後の2009年1−3月期の就業経験のない20〜30代の失業者数は3万5000人、カード大乱当時の2004年1−3月期は6万8000人だった。

20〜30代の青年失業者のうち就業経験がない人の割合も高まっている。今年1−3月期のこの割合は14.5%で金融危機当時の6.2%、カード大乱当時の11.1%より高かった。

就業経験のない失業者数は大学卒業シーズンがある1−3月期が年間で最も高くなり時間が過ぎるほど低くなる特性がある。しかし1999年7−9月期に関連統計を作成し始めてから就業経験のない青年失業者数が過去最高を記録したのは最近悪化している経済状況をそのまま反映しているという評価も出ている。
(引用ここまで)

 年内の韓国の見た目の景気はかなりよいことになると思います。
 というのは半導体市場が異様なまでの高騰傾向にあるのです。おかげで手持ちの半導体関連株もうっはうは。製造装置等もよい感じです。
 というわけで半導体関連企業であるサムスン電子、ハイニクス等はかなりの好決算が予想されます。
 これらの業績が韓国の経済成長率を引き上げているのですね。
 すでに第1四半期の成長率は0.9%でポジティブサプライズでした。
 近い将来の半導体市場予測を見ても同様で、年内は底堅いと思われます。3年ぶりに3%台の成長率に復帰できるでしょう。トランプ政権の市場への圧力がどうなるかにもよるのですが。

 ですが、その予想される「数字のよさ」は韓国国内景気にはまるで寄与しないものになるでしょう。
 半導体製造はそれほど人を必要としない産業となってますしね。スマートフォンの製造であれば、ライン工が必要になったりもするのですが。
 現にポジティブサプライズの成長率であった1Qが反映されているべき時期であるはずなのに、4月の失業率は17年ぶりの高い数字。青年失業率はちょっと前まで「二桁に乗って危機水域」だという話だったのに、11.2%となってしまいました。

 さらに「就業経験のない青年」が過去最大の数となったとのレポート。
 20代は失敗が許される年代なのですよね。経験値を積むための失敗を周囲が許容してくれる、貴重な年代です。とりあえずぶつかってみて、ダメでもなんとかなる。
 そういう年代を経ずに即戦力が期待される年齢になってから初就職とかもう頭がくらくらします。

 かといって、中小企業に就職してしまえば収入は大企業の1/4
 そりゃまあ、ムン・ジェインも「公務員を新たに81万人雇用するぞ!」って叫びますわ……。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)
汐街コナ
あさ出版
2017/4/10