文大統領、セウォル号事故・国政介入事件の再捜査に言及(朝鮮日報)
文大統領、「国政壟断・セウォル号隠蔽」の真相調査を指示(ハンギョレ)
新政府の約束...」歳月号真実」が明らかになるか(YTN・朝鮮語)
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、新任の大統領府参謀らとの昼食会で、旅客船「セウォル号」沈没事故の再調査と朴槿恵(パク・クネ)政権時の「崔順実(チェ・スンシル)国政介入事件」などに対する再捜査に言及した。セウォル号沈没事故調査は既に特別調査委員会が調査を終え、現在は引き揚げられた船体を調査する段階にあり、関係者の裁判も終わった状態だ。また、崔順実事件なども特別検察官による捜査に続き、検察の追加捜査発表まで終わっている。野党では「政治的に利用しようとしているのではと国民は懸念している」と批判した。

 文在寅大統領は同日の昼食会で、チョ国(チョ・グク)民政首席秘書官に「国民は検察改革の方面に関心を持っている。それも重要だが、セウォル号特別調査委員会もしっかり活動できずに終わったため、そうしたことがあらためてもう少し調査できればと思っているようだ」「(朴槿恵政権時の)国政介入事件に対する特別検察官捜査が期間延長されないまま検察捜査に入ったことも、国民は心配している。そうしたことが検察でもっときちんと捜査できるようになればと思う」と述べた。これに対してチョ国・民政首席秘書官は「法律改正前でも実行できることはできるだけすべきだろう」と語った。
(引用ここまで)
 大統領府関係者は「大統領の発言は、チェ・スンシル国政壟断事件の出発がチョン・ユンフェ事件だったにもかかわらず、真実が隠蔽された。民政首席室と検察が(捜査を)十分に行えばこのようなことは起きなかったはずだから、当時にどんなことがあったのか事態を把握すべきという趣旨」だと説明した。また、「セウォル号特調委が十分に活動できなかった背景には、どのような問題があったかを把握すべきということ」だと付け加えた。
(引用ここまで)
セウォル号惨事特別調査委員会は、昨年6月の調査期間が終了した後に公式活動が中断された。

9人だけ残って命脈を維持している従業員は、「第2の歳月号特調委」を約束した新政府に最後の期待をかけています。

キム・ヒョンウク/セウォル号特調委前メディアチーム長:一日も早くセウォル号特調委2期が正しく機能するように、政府次元で十分に役割を果たすことを期待しています」

ムン・ジェイン大統領は当選前の先月、セウォル号3年記憶式で特調委再起動を約束しました。

ムン・ジェイン/大統領(セウォル号3年記憶式):「新政府はすぐに第2の特調委を構成して、すべての真実をひとつひとつ解明します。国会で法律を通過しなくとも、大統領の権限で特調委を再起動します」
(引用ここまで)

 ムン・ジェインが当選時に「私に投票しなかった人にとっても大統領だ。統合の大統領となるのだ」というように語っていました。
 選挙以前から左右分断、老若分断が話題になっていました。国民統合ができるのかどうかなんてのもメディアを騒がせていましたね
 選挙中はかけ声として「統合政府」だの「協同政府」といったようなものが各陣営から飛び交っていました。
 それに対して楽韓Webではムン・ジェインの政策方針ですぐに分かる。統合なんてできるわけがないよねという話をちらっとしました。

 で、当選2日目に任命した参謀に対しての最初の言葉がこれ。
 けっきょくは「セウォル号の真実を探れ!」と「チェ・スンシルによる国政壟断事件は大元から再調査だ」と言い始める。
 何度も何度も語っているように、韓国の政権交代は易姓革命です。前政権の行ったことはすべて否定する必要があるのです。
 今回の政権交代は特にそのためだけに選挙を行ったようなものですからね。
 「今回選ばれた自分のほうが徳がある」ということを見せつけるためにも、これをやらないと格好がつかないのでしょう。

 そこまで火急の用事なんでしょうか。
 他にリソースをかける必要があることはいくらでも存在していると思えるのですが。
 これが「韓国の統合のシンボル」のやり方ではあるのでしょうけどね。
 事前の予想通りでしたわ。

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