国連「慰安婦合意改正勧告」に菅官房長官「法的拘束力ない」一蹴(中央日報)
青瓦台、日本派遣特使の「慰安婦合意『第3の道』必要」発言を一蹴…「公式協議内容でない」(中央日報)
菅官房長官はこの日の定例記者会見で「日韓合意は当時の(潘基文)国連総長も含め国連で高い評価をいただいている。今度のことは韓国への言及だ」と述べた。続いて「(委員会の勧告は)日本政府に対する法的な拘束力は全くない」と述べ、事実上履行する意思がないことを明らかにした。
(引用ここまで)
青瓦台の関係者は15日午前、記者らに対し「文喜相(ムン・ヒサン)元副議長は我々と(公式に)協議をしたことはない。(非公式的に)我々と協議した可能性はある」とし、公式化した内容ではないと強調した。また文顧問と安倍首相が会う可能性については「相手国の首脳に会うか会わないかが重要なのではなく、実際に協議ができる方と会うことが重要」とし「少しの時間だけ会ってするレベルの問題ではなく、実際に意思決定ができる方と会い、使節団が生産的な対話をすることができるかが重要だ。日本で重みのある方に会うだろう」と答えた。
(引用ここまで)

 お互いに一蹴状況(笑)。
 韓国側としては特使のマスコミに対する発言を、政府が述べたものであるというように韓国国民に受け取られると困る。
 あくまでも大統領公約は「裏取引があるかどうか調査の上で再交渉」ですからね。
 特使が第3の道を探るとか言い出しているのは実に困る。まだ就任1週間にもなっていないのに公約を諦めるのかって話になりますから。
 もし第3の道とやらを出してきたのが日本だったら面目も立つのでしょうが、韓国側から持っていったのではいろいろな意味で問題になる。
 素早い対応でしたね。
 放置していたら大きな問題になりそうだったところを、うまくまとめたと思います。
 そういう意味では手強い相手になるのかもしれないなー。

 で、その一方で国連の関連機関なのかどうかもよく分からない拷問禁止委員会とやらが出してきた「慰安婦合意の見直し勧告」に対して、菅官房長官が「日本政府としては対応するつもりはない」と一蹴。
 最初、国連のサイトをいろいろとチェックして「勧告のレポートが見つからない……」とかやっていたのですが、国連の組織ではないという話で納得。
 そもそも当事国同士の合意に第三者が口を出していること自体がおかしいのですが。
 まあ、どこからか「ご注進」があったのではないかというのは、ゲスの勘ぐりではないんじゃないかと思います。
 強制力もなにもないなら放置が正しい対応ですわな。

 慰安婦合意に関してなにかをやるのであれば、日本対韓国でというのが正道。
 日本政府は再交渉なぞやるつもりはない、というのをムン・ジェインの就任当初から叩きつけている状況です。
 これを特使派遣でどうにかできるつもりなのかなーと。
 まあ、いつくるのかまだ不明ですが、特使の発言内容にはチェックが必要ですかね。

内閣官房長官秘録 (イースト新書)
大下英治
イースト・プレス
2014/10/27)