韓国特使 「シャトル外交復活を」 首相に親書(毎日新聞)
 安倍晋三首相は18日午前、韓国の文在寅大統領の外交特使である与党「共に民主党」の文喜相(ムン・ヒサン)議員と首相官邸で会談し、日韓両国が早期の首脳会談を調整することで一致した。文議員は首脳の相互訪問による「シャトル外交」の再開を求める大統領からの親書を首相に手渡した。親書には慰安婦問題に関する日韓合意についての記述はなかった。首相は「合意を含む両国関係を適切にマネージ(管理)したい」と文議員に伝えた。(中略)

文議員は会談後、記者団に「(日韓合意の記述は)親書の中にはないと承知している。両首脳は(11日の)電話協議の際、何が問題か十分理解した」と指摘した。
(引用ここまで)

 ヘタレたか。
 さて、この毎日新聞の記事は11時32分に公開されました。
 とりあえず15時まで待ってみたのですが、「親書に慰安婦合意についてはなにも書かれていなかった」という報道はゼロです(笑)。
 慰安婦合意についてなにか報じているとしたらこれくらいですかねー。

ムン・ヒサン急使、日安倍首相面談... 「大統領、シャトル外交復元希望」(聯合ニュース・朝鮮語)
ムン特使は会談後、記者らと会った席で慰安婦、歴史問題について言及したのかという質問に「真剣に話したが、これ以上語るには気まずい」と語った。しかし、十分に韓国の意見を伝えたのかという記者の問いには、「もちろんだ」と答えた。

親書に関連内容があるのかという問いには、「そのような内容はないと理解している」とし「しかし、(11日、両首脳の)通話内容を見ると、現実の問題が何であるかをよく知っていて十分に理解していると聞いている」と説明した。

慰安婦の合意についてはどのように理解をすることなどかという質問には、「それは大統領が通話した内容そのままだ」とだけ答えた。この日の具体的な安倍首相の反応も「お互いがお互いの意見を開陳して理解した」とだけ伝えた。
(引用ここまで)

 一応、この記事の中では「親書に慰安婦合意についてなにもない」とは書かれていますが、かなりスルー気味。ムン・ヒサン特使の言葉としてちらと書かれているだけで、実際には報じていないも同然。
 ここは韓国人にとっては対日外交においてもっとも大事な部分であるはずです。記者団の質問もその点をついていますね。
 でも、言葉を濁すしかない。
 「そのことについて話すのは気まずい」のだそうですよ。
 ここでは気まずいと翻訳しましたが、きまりが悪いとかすっきりしていない状況というような意味ですね。

 もっと言ってみれば「言えないんだよ、察しろよ!」ってことですかね。
 日本側からこの話題に関しては「日本は遵守した。韓国も遵守しろ」以外にはなにも言えませんわな。
 そしてそう言われたのでしょう。
 すでに「最終的かつ不可逆的に解決」した案件ですから。

 しかし、思っていた以上にヘタレていたというか、現実的だったというか。
 ムン・ジェインは本気でツートラック外交ができると思っていて、実行しようとしている感じですね。