【取材日記】ガムテープに「発がん」枕木、安全は二の次の韓国鉄道公社(中央日報)
「新道林(シンドリム)駅行くたびに刺激臭が鼻についた。こんなことした者を全員拘束して原状復旧しろ」

「『安全には問題ない』というKORAIL(韓国鉄道公社)職員を新道林駅のプラットフォームに毎日数時間、立たせておくべきだ」

1級発ガン物質が含まれ、リサイクルが禁じられている廃枕木をKORAILが再利用して新道林駅などに「ITX−青春」列車用プラットフォームと昇降台を作ったという報道につけられた読者コメントだ。

記者も初めて情報提供を受けたときは「そんなはずはない」と思った。ところが取材してみると情報提供そのままだった。KORAILは、取材初期は「廃枕木はそれほど多く使っておらず、有害性も高くない」と主張していた。だが、証拠写真や発がん物質の有害性を警告した関連法条文などを記者が提示すると、「工事費用を抑えて工事を急ぐなかで廃枕木を使うことになった」と認めた。

取材が本格化すると、KORAIL側は急いで専門機関に測定を依頼し、有害性が明らかになったら廃枕木を撤去すると明らかにした。報道がなければプラットフォームに漂う刺激臭が廃枕木のためだったということを国民が知らずにいるところだった。

KORAILの安全不感症は今回だけではない。先月はKORAILが不良漏電遮断機をきちんと修理せず、ガムテープで応急処置をしたまま列車を運行させていた事実が伝えられた<中央日報4月28日付「韓国急行電車、不良漏電遮断機をガムテープで固定して運行」記事>。報道直後、ある読者は漏電遮断機で火災が起きていた当時の列車写真をメールで記者に送ってきた。「列車外部の人気のない所で火事が起こったからまだ良かったが、利用客のたくさん集まる駅だったら大きな人命事故につながるところだった」という懸念からだった。
(引用ここまで)

 別にKORAILだけの問題じゃないだろうにね。
 韓国の経済性というのは多くの場合、安全性を無視・軽視することで達成されているのですよ。
 実際に韓国に行くと、そこここで安全係数が低くなっていることが分かると思います。

 大邱の地下鉄火災、三豊デパート崩壊、聖水大橋崩壊、牙山オフィステル崩壊春の道路陥没地下駐車場換気口崩壊etc.etc...。もちろん、セウォル号沈没事故は韓国そのものの象徴です。
 サムスンの半導体工場での白血病禍なんかもそうですかね。  もっともお金のかかる安全を軽視して、人の値段を下げることで発展してきた国なのですから。
 そうすることが当然というか。
 そうしなくてどうするって話なのですよ。

 それなのに、安全軽視でなにか起こったら「こんな後進国型の事故が、OECD加盟国の韓国で起こるなんて!」とか言い出す。
 重篤な事故は起こる確率が低いだけで、起こるときは起こる。
 そういった事故をどれだけ被害を低くできるかどうか、先進国であるかどうかのハードルだと思うのですよ。
 韓国はそういう意味で先進国未満、なのですよね。

 で、大事故が起きる度に「今度こそはマニュアルを遵守しよう」とか言い出して、半年もしないうちにぐだぐだとなるっていうね。
 KORAILだって同じことです。「大事故」の規模が3桁くらいになるまではこのままですよ。

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
マシュー・サイド
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2016/12/23