安倍首相、韓国特使に「慰安婦合意の履行」を暗に要求か(朝鮮日報)
 韓日の摩擦の主な原因となっている慰安婦合意については、依然として溝が大きかった。文議員はこの日、安倍首相に対し「慰安婦合意を含め、歴史問題を賢明に解決していこう」と述べた。これに対し安倍首相は「慰安婦合意を含め、韓日関係を適切にマネージ(管理)していきたい」と応じた。共同通信など日本のメディアは、安倍首相の言葉を「合意を履行せよ」の意味だと報じた。

 しかし、双方ともこの問題を執拗に取り上げることはしなかった。同席したユン・ホジュン議員は「会談の8割は北朝鮮問題についての話で、互いに気まずくなる対話はできる限り控えた」と話した。菅官房長官も「未来志向的に日韓関係を築こうという基本的な意志を確認した」と述べた。
(引用ここまで)

 最初、昨日の夜にこの記事を見たときに、なんか脳裏に引っかかるものがあったのです。
 違和感というかなんというか。でもま、なんかその違和感の正体が分からずにスルーしていたのですね。
 ふと、今朝になってから思い出したのですよ。
 この「日韓関係を適切にマネージしていきたい」っていう文言、この前日の岸田外相も言ってました。

文喜相韓国大統領特使一行による岸田外務大臣表敬(外務省)
岸田大臣から,日韓合意を含む二国間関係を適切にマネージしていきたい旨を発言しました。
(引用ここまで)

 特使と岸田外相の会話が噛みあってないなぁ、というエントリを書いていましたね。
 でもって、こちらが特使が安倍総理表敬訪問時のもの。

文喜相韓国大統領特使一行による安倍総理大臣表敬(外務省)
安倍総理大臣から,日韓合意や本日外交ルートで申し入れた問題を含め,二国間関係を適切にマネージしていきたい旨を発言しました。
(引用ここまで)

 なかなか感慨深い話ですね。
 日韓関係は友好とか信頼によって築かれるものではなく、マネージ、管理するものであるというところに行き着いたのです。
 少なくとも日本政府はそういった認識を一致させて行動させているのだな、と。
 ま、確かに日韓関係には「適切にマネージする」ことが、もっとも必要なことかもしれませんね。

マネジメント[エッセンシャル版]
P F ドラッカー
ダイヤモンド社
2001/12/13