韓国、「EEZ内の漁業を再交渉して」 非公式に日本に打診 「違法操業への韓国の対策が不十分」日本は難色(産経新聞)
 日韓の漁業交渉が決裂し昨年7月以降、双方の排他的経済水域(EEZ)で操業ができなくなっている問題で、韓国が漁獲割り当てなどを決める「日韓漁業共同委員会」の交渉再開を非公式に打診していることが17日、分かった。決裂の原因になった韓国の違法操業への対策がいまだに不十分で、日本政府は交渉再開に難色を示している。(中略)

 決裂前の平成27年1月から28年6月までの期間では、相手国のEEZでの漁獲量は、それぞれ6万8204トンが割り当てられた。日本の韓国側EEZでの漁獲量は割り当ての5・8%にとどまったが、韓国は操業ニーズが高く54・8%に上った。

 しかし、これとは別に韓国漁船が許可なく日本側EEZに入り込むなどの違法操業が頻発。日本の水産庁によると、28年の外国漁船への立ち入り検査件数86件のうち、67件が韓国漁船だった。拿(だ)捕(ほ)件数も6件中5件と韓国が最多となっている。漁獲量の不正記載も横行しており、減少している資源量の算出もできない状況にある。 (中略)

 EEZでの操業禁止が長期化する中で、境界線付近で操業する韓国漁船も増えており、ルール作りが停滞することは水産資源の枯渇を招く恐れもある。日本政府は韓国に対し、交渉再開の前提となる違法操業への対応を求めていく方針だ。
(引用ここまで)

 非公式ながらも韓国側が日韓漁業交渉の再開を打診、だそうですよ。
 先月、韓国側からも交渉再開という記事がありましたが、韓国側からの水面下での打診だったのですね。
 その当時も日韓互いの依存度が違いすぎていて話にならないという状況でしたが、その再確認で終了ですかね。

 依存度が違いすぎるという数字が出てきたのは去年辺りで、「これだったら日本側になんのメリットもないよなぁ」という空気になるのも当然。
 ですが韓国側はなぜか強気に「証拠の残るGPSは外させろ」「捜査権を韓国に譲渡せよ」「自由に違法操業させろ」と言いたい放題。
 その結果、交渉決裂になっても「ダメージが大きいのは日本のほうだ」って強弁していたものですが。

 水を張った洗面器に顔を突っこんでどっちがより我慢できるか、という話であったわけですが。
 そもそも日本側の洗面器には水なんて入っていなかった模様。
 そして水面下で打診するほどにダメージが大きかったのは韓国であったというオチ、でした。
 それでも以前であればなんとなく交渉妥結していたのでしょうが、こうやって「決裂してもいい」という雰囲気になっているのは大いに日韓関係が前進しているということなのでしょうね。

ま、日本の漁業もしんどいのは事実。
日本漁業の真実 (ちくま新書)
濱田武士
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2014/3/10