文大統領が到着した日、米下院議員「THAADか米軍撤収か選択するべき」(中央日報)
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が米国を訪問した28日(日本時間)、米下院で「韓国は高高度防衛ミサイル(THAAD)と在韓米軍のどちらかを選択するべきだ」という極端な要求が登場した。

この日の下院外交委員会の会議で共和党のスティーブ・シャボット議員は「文大統領の最初の措置の一つはTHAAD配備を遅らせたことであり、これは大きな失敗だと考える」とし「米国の軍隊を危険にさらした」と批判した。

シャボット議員は「トランプ大統領も最近、米国の軍隊がそこで安全でないと感じるという話をした」という発言もした。続いて「我々は韓国に選択させなければいけない」とし「韓国が最も精巧なミサイル防衛システムであるTHAADを持って自分たちと我々の軍隊を防御するのか、そしてミサイルシステムと我々の軍隊を持つのか、それともミサイルシステムも我々の軍隊も持たないのかという選択だ」と話した。シャボット議員は「鮮明な選択でなければいけない」と強調した。

その間、韓国がTHAAD配備決定を覆せばトランプ政権は在韓米軍を撤収する可能性もあるという懸念を米シンクタンクの一部の専門家らが表明したことはあった。しかし米下院議員が公開会議で韓米同盟の根幹である在韓米軍の撤収に言及したのは極めて異例だ。THAAD配備遅延に対する米国議会の強硬な立場が感情的な発言で飛び出したと分析される。 (中略)

この日、外交委に出席したヘイリー米国連大使は、THAAD問題に対する立場を尋ねるシャボット議員の質問に対し、「個人的には円満に解決されるとみる」としながらも「しかし米国の軍隊を保護することに好意的でない何かを見る瞬間、大統領が行動するものと私は理解している」と答えた。
(引用ここまで)
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 いや、極端な話でもなければ、感情的な話ですらないでしょ。
 アメリカ人、特に在韓米軍に出向している兵士の親だったら、こう思っているのが当然なくらい。

 北朝鮮がアメリカ人大学生を殺すような国であることはもう充分に知られている。
 その国のすぐ隣に米軍が駐留している。
 その北朝鮮がいつ暴発してくるかわからない中、アメリカ軍はその攻撃を防ぐ防衛兵器を配備したはずなのに韓国政府がそれを邪魔している。
 この構造はアメリカ側から見たら「おまえらも敵なんだな」という認識を持たれて当然のもの。

 ムン・ジェインに面会した上院議員からも「THAADミサイル配備の延期も国会の同意も理解できない」と言われているし、外交シンクタンクからも「遅らせている論理が理解できない」と言われてきた。
 トランプ大統領は配備遅延に激怒したとされている。

 ここまで条件が揃っていて、ムン・ジェインが訪米してきた日に下院議員から「THAADか在韓米軍か」っていう話が出て、選択肢を突きつけられることが「感情的な話」なのかどうか。
 むしろ、ごくごく普通の反応でしょう。
 一般的なアメリカ人ならそういう反応をすべき状態であることを、韓国人が認識できていないという恐ろしい状況になっている……ということなのですが。
 朝鮮日報はそれを理解できていないっぽいなぁ……。

自分の「異常性」に気づかない人たち 病識と否認の心理
西多 昌規
草思社
2016/11/25