【コラム】中国の「素顔」が韓国にもたらすチャンス(朝鮮日報)
 中国で続く終末高高度防衛ミサイル(THAAD)関連の報復措置はあまりに稚拙なものだ。ビタミンが含まれているという理由でキャンディーを医薬品として通関するように指示されたり、商品に表示された日付(例06−19−2017)からハイフン(−)を取り除かないと通関できないと言ったりだ。国際社会のリーダーたるG2(二大国)と呼ぶには情けない水準だ。さらには、小学生を動員して反韓デモや韓国商品不買運動まで展開した。

 専門家の多くはTHAAD問題が韓国に意外なプレゼントをくれたと語る。いつかは直面することになる中国の素顔を少しでも先に体験し、備えを固めることができたからだ。もう一点付け加えることがある。中国の素顔を韓国がうまく利用しさえすれば、別の意味で「中国特需」が来るかもしれない。現在中国が見せる素顔を韓国のみならず全世界が見守っている。冒頭に触れたドイツ企業の韓国進出はそうした観察の結果だ。 (中略)

 韓国はこれからどうやっていくかが重要だ。アジア市場を狙う世界的企業の韓国誘致に死活を懸けるべきだ。規制改革と積極的な市場開放、税制優遇などが伴わなければならない。また、施行から4年目でようやく効果を上げ始めた「Uターン企業支援法」(海外進出企業の国内回帰支援に関する法律)の実効性を高めていく必要もある。製造業の海外工場の雇用が10%(29万人分)回帰しただけでも、韓国の青年失業者の60%の雇用問題が解決される。雇用創出にもたついている場合ではない。
(引用ここまで)

 ……遅!
 ようやくそのあたりのチャイナリスクに気がついたっていうだけの話を延々と書かれてもな……。

 そもそも中国の素顔なんて全然変わってないし、それをいうんだったら数百年素顔のままでしょ。
 その「素顔の中国」の持つさまざまなリスク要因と、コストの両方を天秤にかけて釣り合っていたかどうかを見ていただけ。
 日本企業はコストに見合わないと判断して中国脱出して東南アジア進出や国内回帰してきたのがこの数年間。
 その一方で韓国は去年前半だけで絶対額で日本の1.5倍以上、相対額で6倍以上を中国に投資してきたわけで。
 そんな簡単に足抜けできるわけがない。だからこそ中国もTHAAD問題で強気に出ているのですし。

 それ以前に中国から韓国企業が撤退したとしても、その行き先が韓国になるかどうかは微妙なところ。
 韓国には強烈なコリアリスク=労組がいて、それが13年間も跳梁跋扈することが決定的なのですから。それをよく知る韓国企業が戻るわけないですわな。