飲酒運転で事故&“逃走”の韓国人打者、メジャーでのキャリア継続に“黄信号”(フルカウント)
Jung Ho Kang likely to never play for the Pirates again(NBCスポーツ・英語)
 そして、米「NBCスポーツ」電子版はこのほど、「姜正浩は二度とパイレーツでプレーしない可能性がある」と報じた。記事では「ビザの手続きは現在も進行中である。しかし、パイレーツは次へ進もうとしているようだ。パイレーツのニール・ハンティントンGMは、今季における姜の復帰は『考えない』と語った。パイレーツでの姜のキャリアは恐らく終わりであることを、ハンティントンは認めた」としている。

 すでに今季中のメジャーでのプレーは絶望的と見られていた姜だが、その先の未来についても、パイレーツは“あきらめモード”になっているというのだ。 (中略)

その一方で「しかし、飲酒運転や性的暴行に対する調査などが彼のキャリアに暗い影を落とした。パイレーツが姜と手を切ることを選んだとしても、無理はない」としている。
(引用ここまで)

 韓国リーグからメジャーへ移籍したはじめての野手だったカン・ジョンホですが、既報の飲酒運転によって就労ビザの「g発給を拒否されています。
 それでなくてもトランプ政権下でのアメリカでのビザ取得は難しくなっている状況です。
 にも関わらず3回目の飲酒運転。有罪判決。執行猶予2年。少なくとも執行猶予があるうちはダメでしょうし、それが明けても前科者に対しては相当に厳しい状況。
 ついでにいえばESTAを飲酒運転の事実を隠して申請したので、こちらも承認拒絶。
 一生アメリカの地を踏むことは難しいんじゃないかってレベルでダメ。

 怪我の影響で1シーズンを通して活躍したことはなかったのですが、最初の2年ではそこそこの活躍を見せていました。
 特に去年は出場100試合あまりで21本塁打と好調でした。ただし、打率は.255。加えてスコアリングポジションでの打率.225。おまけに左投手にはかなり弱めだったのですが。
 3年目の今年はフルシーズン通しての活躍を期待されていただけに残念な結果です。

 現在、カン・ジョンホは球団が年俸を支払わなくてもいい「制限リスト」に掲載されているので、ピッツバーグパイレーツとしてはなんの負担もないのですが。
 基本的にスポーツっていうのは「夢を売る」企業です。そこに「飲酒運転で逮捕され、有罪判決を受けた」という人間が必要なのか、ということなのですよね。
 必要ない、と判断されてもしかたがない状況ではあります。

 ちなみに元記事はNBCスポーツなのですが、そこに「彼はサケ(日本酒)を飲み過ぎたんだな……」ってコメントがあって「サケは朝鮮のものじゃない。それをいうならソジュ(朝鮮焼酎)だろ」と反論があるのですが。
 そんなところに反論しなくてもいいのにね、とはちょっと思いました。韓国人のレゾンデートルとしてせざるを得なかったのでしょうけども(笑)。

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高野 秀行
扶桑社
2011/6/25