韓国の粒子状物質 3分の1が中国発=韓米共同調査(聯合ニュース)
韓国と米国航空宇宙局(NASA)が韓国の大気質を共同調査したところ、大気汚染物質の粒子状物質(PM)の約3分の1が中国の影響で発生したことが19日、分かった。

 韓国環境部と国立環境科学院はこの日、ソウル市内でNASAと昨年5〜6月に共同で行った「韓米協力国内大気質共同調査(KORUS―AQ)」について説明した。(中略)

 オリンピック公園は地上観測と航空観測を最も比較しやすい場所に選ばれ、今回の調査ではNASAの観測用飛行機(DC―8)が朝鮮半島全域を20回飛行し、同公園の上空を52回観測した。

 国外からの影響としては中国内陸が34%(山東省22%、北京7%、上海5%)、北朝鮮が9%、その他が6%と分析された。

 国立環境科学院の関係者は「調査が行われた5〜6月は、通常中国の影響が大きくない時期だ」とし、「暖房の需要が大きい冬季に特に中国の影響が大きいため、違う時期に調査すると結果が変わる可能性がある」と説明した。

 同院は粒子状物質が多く発生する冬や初春ではなく5〜6月に調査を行ったことについて、排出源による光化学スモッグの前駆物質(原料物質)の反応がこの時期に最も活発であり、国内の原因によるPM2.5とオゾンの発生を研究するのに適しているためだとした。
(引用ここまで)

 冬の暖房が必要な時期というか、そりゃ季節ごとに異なるでしょうけどね。
 韓国も冬の暖房が必要な時期になれば最下層は練炭をばんばん炊くし、それ以外はエアコンを使うのでNOx/SOxを大量生産できる石炭火力をフル回転させる。もちろん、脱硫装置なんてなし。
 石炭火力は韓国の総発電量の40%以上を占めているので、電力消費が多くなればまんま粒子状物質も増えるに決まってるのですが。

 この記事の韓国版があってですね。

「韓国微細粉塵34%、中国発」... 環境省-NASA最初の共同研究(聯合ニュース・朝鮮語)

 記事のコメントを見ると「中国ガー!!!」と連呼している状態。

・微細粉塵解決や中国の強硬対応も積弊清算と改革である
・10月末から4月末までの90%だ。
・5〜6月に調査した結果から出す理由は?国内微細粉塵がないというのではなく、中国発微細粉塵を証明することができれば圧迫が容易になるだろう。
・季節ごとに別々に分析する必要があります。この数値は信頼性が低い

 なんでこう中国のせいにしたがっているかというと、韓国人にとっては韓国こそが無謬の存在なのですよ。
 常に純粋な被害者であるというべきか。
 韓国の環境を汚しているのは韓国人以外の誰かであるというのが基本的な考えかたなのです。
 これについてはまたどこかで語ることもあると思います。

 大気汚染については中国からの汚染もないわけじゃないけど、グリーンピースの調査でも中国の影響は30%ていどって数字が出てましたね。複数の数字が近似値で出ている以上、この数字が正しいと思わざるをえないですわ。

週刊ニューズウィーク日本版 2013年 3/19号 [雑誌]
ニューズウィーク日本版編集部
CCCメディアハウス
2014/2/5