THAAD:韓国国防部、活動家の抗議で電磁波測定を取りやめ(朝鮮日報)
【社説】THAAD電磁波測定を取りやめた韓国政府の体たらく(朝鮮日報)
 米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」のレーダーから発せられる電磁波について、韓国国防部(省に相当)はこれをTHAADが配備される慶尚北道星州郡で測定する計画を進めていたが、21日になって突然取りやめた。

 国防部が測定を行おうとした際、電磁波の有害性を訴え配備を妨害してきた複数の団体が理由を明確にしないまま「測定計画を撤回せよ」と要求し、国防部がこれを受け入れたため、この日予定されていた測定は無期限保留となった。THAAD配備に反対する団体や地元住民は「電磁波が自然生態系を破壊する」などと主張してきたが、その言い分を政府が受け入れ、解決策として一種の「公論化」を進める目的で今回の測定計画が持ち上がっていた。団体側の反発を受け測定を取りやめた国防部はこの日「現時点では電磁波の測定を改めて行う計画はない」とコメントした。 (中略)

 しかしどの団体も測定に反対する理由については明確にはしていない。現地の警察関係者は「電磁波に有害性がないことが知られると、どの団体も自分たちがTHAAD配備に反対してきた大義名分が弱まってしまうため、これを懸念して『何が何でも反対』と主張し始めたようだ」との見方を示した。
(引用ここまで)
同委員会が測定を拒否した理由は容易に想像がつく。国防部は昨年7月、グァムの米軍基地に配備されている同じレーダーの電磁波を測定した。星州郡のTHAADと地元の住宅地はおよそ1.6キロ離れているが、グァムにおいて同じ距離だけ離れた地点で電磁波を測定したところ、最大で1平方メートルあたり0.0007Wで、これは基準値とされる10Wのわずか0.007%だった。しかも星州郡のレーダーは住宅地よりも高地にあるため、上方に向けられるレーダーから出る電磁波を星州郡で測定すれば、これよりもさらに低い数値となるのは間違いない。委員会はこの事実、つまりファクトが明らかとなり、電磁波によって住民に健康上の被害などないことが知られるのを恐れているのだ。
(引用ここまで)

 最初にこの「電磁波測定中止」というニュースを聞いたときに、楽韓さんの頭の上にはいくつもの疑問符が浮いていたものでしたが。
 ちらっと「まさか実際の数値が出たら自分たちの主張ができなくなるから?」とも思ったのですが、自分の中の常識が「いや、さすがにそこまでの壮絶なバカはいないだろ」って打ち消してしまったのですよね。
 いやぁ、まさかそこまでのアレな人々が本当に存在しようとは。
 韓国ウォッチングは闇が深い。

 放射脳な方々は福島の計測数値を信じないなんてことをよくやるのですよ。
 「測りかたが間違っている」とか「そもそも嘘をついている」とか。この場合はそうじゃないですからね。
 さすがに「電磁波測定されると我々に不利だからやめろ」とは明言しないものの、言葉を濁しているっていうのはそういう意味ですから。
 彼らは元々、THAAD反対の名分として「電磁波で農作物やミツバチが全滅する」というものがあったのです。
 それに対して当時の国防部長官が「じゃあいっちょ私が浴びてみせよう」なんてこともやってましたね。
 というわけで実際の数値が測定されてしまうことは都合が悪いのですよ。

 さて現状、THAADへの電力供給ができておらず、間に合わせの発電機による電力供給が続いているのですが。
 その発電機への給油をさせまいと反対派が検問を行っているのだそうですよ。
 作業をしているのは在韓米軍なので、韓国の警察も見て見ない振り。
 沖縄の基地反対派と放射脳の悪いところを併せ持った……という感じですかね。
 ちなみに地元の人間ではなくてプロ市民が集合しています

 ついでに「THAADについて環境アセスメントを2年間続ける」と表明している韓国政府にとっても具合が悪いのでしょうね。
 影響がない、とされる数字が出てしまったら配備を進めないわけにはいきませんから。
 そのあたりの「都合」が重なって、「測定自体を中止させればいいんだ!」ということになったのでしょう。
 実に韓国らしい姿であるといえると思いますよ。

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知念章
ワニブックス
2017/3/8