韓日漁業交渉決裂で釜山の漁師ら悲鳴 両国関係悪化のあおり(聯合ニュース)
排他的経済水域(EEZ)での漁獲割当量などを決める韓日漁業交渉の決裂で、釜山地域の漁業従事者の被害が拡大していることが25日までに分かった。

 釜山市によると、2016年漁期(16年7月1日〜17年6月30日)の韓日漁業交渉が事実上決裂したのに続き、17年漁期(17年7月1日〜18年6月30日)の交渉も漁期が始まった現在も日程さえ決まっていないなど、影響は過去最長となっている。 (中略)

 だが、昨年に続き今年の交渉も妥結の兆しが見えない。業界によると日本の水域で漁を行う釜山地域の漁師の被害は、ここ9カ月間で約425億ウォン(約42億3500万円)に達すると集計された。(中略)

 釜山市の関係者は「昨年に続き今年の韓日漁業交渉が難航しているのは、漁獲割当量を巡って韓日両国の立場の隔たりを埋められないこともあるが、実質的には政治・外交問題で韓日関係がぎくしゃくしていることが大きな原因だ」とし、「交渉決裂の長期化による地域漁師の被害予防に政府が積極的に乗り出さなければならない」と述べた。
(引用ここまで)

 「日韓関係がうまくいっていないから、日韓漁業交渉がうまくいっていない」というのはある意味で正解ですが、それが一時的なもので戻せるつもりであればその認識は間違ってますよね。
 いうなれば、日韓漁業交渉こそが新しい日韓関係の象徴なのですよ。
 新たな常態、ニューノーマルとでもいうべきでしょうかね。
 以前から楽韓Webでも指摘しているように、日韓漁業交渉は相互に漁場を開くという建前にはなっていますが、実際には片務的なものとなっています。
 日本側の一方的な損なのですよ。
 韓国側は「交渉決裂で困るのは日本だけだ!」とか捨て台詞を吐いていましたけどね。

 これまではそういった状況であっても、日韓関係を慮って締結されてきました。
 漁業交渉にかぎらず明らかに損だと分かっていても、受け入れる下地があった。国会議員の老人たちは日韓併合時代を過ごしていたこともあって同情的。
 おそらくはキックバックもあったことでしょう。

 現在は国民がそういった「国外への利益供与」を許さなくなった。
 親日国であればともかく、明白に敵対姿勢を取っている韓国になぜ配慮しなければならないのか。
 日本人の表情が真に変化したのは、やっぱりイ・ミョンバクの天皇謝罪要求から。
 「ハルノートで日本人の表情が一変した」というような話を聞くことがありますが、それはあんな感じだったのかなーとも感じます。

 あれ以降、日韓関係は変わりましたね。実務的になったと言ってもいいと思います。
 いまだに韓国からは「いまの日韓関係は正常ではない」なんて声が上がることがありますが、慰安婦合意だけでなく日韓関係そのものも不可逆に変わってしまったのですよ。

北大路魯山人 魚を美味しく食べる究極料理伝授
北大路魯山人
Winas, Inc.
2013/9/4