【社説】理論を捨て実験的な経済政策を推進する文在寅政権(朝鮮日報)
文大統領、国のお金注ぎ込んで雇用・所得増大…問題は財源と持続性(中央日報)
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領と政府は過去に誰も足を踏み入れたことのない道に進もうとしている。25日に発表された「経済政策の方向性」によると、かつてどこの国も本格的に推進したことがなく、また成功した事例もない実験が行われようとしている。もちろん米国や日本、欧州の先進各国も庶民や労働者の所得を増やすことに力を入れてはいるが、韓国ではこれを経済政策の中心に据え、不平等の解消そのものを目的とした福祉あるいは分配の政策によって経済を成長させようとしているのだ。しかし福祉や分配によって国を成長させられると考える国などどこにもない。(中略)

 しかも政府はこの所得中心の成長を軌道に乗せるため、税収以上の財政支出を行おうとしている。しかし政府がいかに頭を絞っても、限られた資金を有効に使うことに関しては民間企業の右に出ることはない。つまり限られた財源を政府がこれまで以上に多く持ち出して使うことは、国の経済全体の非効率性を増幅するだけだ。これは「クラウディングアウト効果」と呼ばれるものだが、経済学においてはすでに検証が終わっている。同じ資金であっても政府が税金として集めて使うよりも、企業が投資や研究開発などに活用する方が、国の経済成長にとってはるかにプラスになるのだ。

今政府が進める所得中心の成長論と同じような政策を採用した国がギリシャなど南欧諸国だ。しかしこれらの国々はどこも経済破綻の危機に直面している。企業による投資やイノベーションを引き出す成長戦略が不在だったからだ。韓国もわずかな大企業にのみ依存する経済構造から脱却しなければならない。(中略)単に所得を増やすことで成長が達成できるとの考え方は、汗を流さずとも果実が得られると期待することに等しい。これが虚構であることが明らかになるのに多少の時間がかかるだけだ。
(引用ここまで)
歳出削減中心の財源調達案と積極的財政政策の間のミスマッチに対する指摘もある。江南(カンナム)大学税務学科のアン・チャンナム教授は「178兆ウォンの財源のうち90兆ウォン以上を支出削減で調達するという計画と財政支出を大幅に増やすという政策はつじつまが合わない」と話した。 (中略)

革新成長や企業構造改革関連政策割合が低いということを指摘する声もある。ソウル大学経済学科のピョ・ハクキル名誉教授は、「持続的に雇用と所得を増やすには規制緩和と構造改革、革新を通じて民間企業が投資を多くして付加価値を創出するようにしなければならない。人為的に雇用だけ作るのは効果が持続できないため短期浮揚にとどまるほかはない」と話した。
(引用ここまで)

 おや、韓国国内でもムン・ジェインが無茶をやっているという認識はあるのですね。
 最低賃金を引き上げておいて、それを政府からの支援で補填するなんて政策聞いたことがないですからねぇ……。
 地域格差も生産性もすべてを無視して15%以上のを3年連続で行う。ただし、中小企業に対しては政府支援があるっていう。
 その支援はいつまでやればいいのか。
 本当に最低賃金1万ウォンに実経済が追いつくのかどうか。
 おそらく追いつくことは10年単位でないと思いますが、その場合は延々と賃金支援を行うのか。
 支援されない大企業がその最低賃金急増を嫌って海外に工場移転させることをどうするのか。

 ついでにいえば無料保育やら年金増額といった福祉予算を大幅に増額するのに、財源の半分以上を支出抑制に頼るなんていうのもありえない。
 日本でも消費税を福祉財源にしようとしているように、一定の固定額を確実に得られるものにすべきなのですよ。
 自然税収増と支出抑制、あとチェ・スンシル予算と防衛産業不正を抑止すれば大丈夫……らしいですからね。
 この経済理論を飛び越えた実験的経済政策の行方を見守りたいと思います。
 というわけで、楽韓Webはムン・ジェイン政権を応援しているのです。

みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 -MIKU EXPO 2014 in INDONESIA Live- (feat. 初音ミク)
ika
2014/10/6