文大統領、北の挑発にサド残り発射台4基追加配置指示(聯合ニュース)
ムン・ジェイン大統領は29日、北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)級ミサイル発射にの対応措置として、韓米連合弾道ミサイル発射をはじめとする強力な武力示威を展開するように指示した。

また、サード(THAAD・高高度ミサイル防衛システム)の残り発射4基追加配置するようにした。

ムン大統領はこの日、午前、国家安全保障会議(NSC)の全体会議を招集した席でこのように指示したとユン・ヨウンチャン青瓦台国民疎通首席が明らかにした。

ムン大統領のこのような指示は、北朝鮮の今回のミサイル発射を朝鮮半島の平和と安定を害する重大な挑発行為と規定して「言葉ではなく行動」に対応するという強い意志を反映したものと解釈される。

ムン大統領は会議で「北朝鮮の戦略的挑発への対応措置として、韓米連合弾道ミサイル発射など、より強力な武力示威を展開せよ」と指示した。

ムン大統領はまた、サード残り発射台追加配置を含む、韓米間の戦略的抑止力強化案をすぐに協議することを指示した。
(引用ここまで)


 北朝鮮のICBM発射実験連発に対して、ムン・ジェインがTHAADで残っている4基のランチャーを配備するように指示したそうですよ。
 戦略的に冷静な判断だったのか、それとも対話方針を完全に無視されたことに対する怒りでついにぶち切れたのか。
 そんなんで配備決定するのであれば、これまでの「本来の米韓協約では最初に1基だけの配備予定だった」とか「環境アセスメントは2年かける」というような話はどうなったんでしょうかね。
 あれだけ「環境アセスメントは法律の問題でこれを避けて通るわけにはいかない」って合法を主張していたはずなのですが。
 ムン・ジェインの外交メンターは「環境影響を四季にわたって測定しなければならず、神でさえもこの規定を飛び越えることはできない」と発言していたほどですよ。
 いまさら超法規的措置を主張するのですかね?
 そもそも米軍はなんのためにTHAADを配備しようとしていたのか、というところまで遡って「自己批判」して「総括」しなくてはいけない事例じゃないですか、これ。

 もしもこれが君子豹変す、なのであれば手強い相手になり得るのですが……。
 ただ単になにも考えなしに「北朝鮮がそうくるならTHAADをフル配備しちゃうからな!」という発作的な対応にしかいまのところ見えないのですよね(笑)。
 そもそも中国のTHAAD配備に対する圧力をどうするつもりなのかとか。
 いまも星州でTHAADの発電機の燃料を納入させまいと検問しているプロ市民や、アメリカ大使館前でデモをやりはじめちゃった連中をどうするのでしょうね。はしご外しまくりじゃないですか。
 これらの選挙を支援してくれた「勝利者」たちをどう遇するのか。
 中国への対応をどうするのか。
 「合法である」「絶対に2年やる」としていた環境アセスメントをどうするのか。  わりと見ものではないかと思います。