韓経:コリア・パッシング…韓国の外交が見えない(中央日報)
北朝鮮の核問題をめぐり米国と中国が正面衝突している。米国は「北朝鮮に手を加えるべきだ」と中国に圧力を加えているが、中国は「あくまでも米国と北朝鮮の問題」と責任を転嫁している。中国の「無策傍観」の中、北朝鮮は大陸間弾道ミサイル(ICBM)挑発の強度を高めている。最大の友好国である米国のトランプ大統領は北朝鮮のICBM級ミサイル発射後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領ではなく安倍晋三首相と電話会談をした。

北核外交で韓国が見えない。「北核交渉テーブルに在韓米軍撤収の話も載せるべき」(キッシンジャー元米国務長官)という主張が出てくる状況で、韓国政府はいかなる外交的対応もできずにいる。文大統領は「北朝鮮問題のハンドルを握る」と述べたが、北核外交の舞台から徐々に押し出される姿だ。「コリア・パッシング」が現実になっているという懸念がが強まっている。米国のヘイリー国連大使は最近、「対話の時間は終わった」と述べたが、韓国政府は依然として南北対話路線をあきらめていない。

キム・ヨルス誠信女子大国際政治学科教授は「今は綱渡り外交をしているが、そうする時ではない。韓米同盟を基礎に鮮明な外交路線を歩むべきだ」と強調した。 (中略)

。韓国は米国と中国の間で戦略的あいまい性を維持し、綱渡り外交をしている。しかし確実な立場がなく「サンドイッチ」状況になるという懸念が出ている。

米国は中国・ロシアと対立している。ティラーソン米国務長官が先頭に立っている。ティラーソン長官は先月28日、「中国とロシアは北朝鮮の核兵器と弾道ミサイル開発の重要な経済的助力者として域内の脅威増大と世界情勢の安定に独特かつ特別な責任がある」と批判した。また米国は北朝鮮と取引する中国企業を制裁するセカンダリーボイコットで中国に圧力を加えている。先月25日には北朝鮮・イラン・ロシア制裁法案を一括処理し、ロシア制裁を承認した。 (中略)

「新冷戦」と呼ばれるほど米国と日本、中国とロシアに分かれて対立しているが、韓国政府は依然としてあいまいな態度を見せている。韓米同盟を強化しながらも中国との関係を緊密に維持するという名分のためだ。文在寅大統領が大統領候補時期から代表的な外交路線として標ぼうしてきた「戦略的あいまい性」だ。葛藤がなかったり深くない時期には中立的な外交政策として脚光を浴びるかもしれないが、現在のように周辺強国間の葛藤が深まる時期にどちら側にも属することができず批判を受ける可能性もある。「コリア・パッシング」がさらに深刻になる恐れがあるということだ。
(引用ここまで)

 だって電話会談しようにも、ムン・ジェインは一足早い夏休みに突入してますからねぇ。
 夏休みというよりは、現実逃避というかダチョウの安寧というか。
 この夏休み突入については以前から予定されていたもので、韓国大統領府は「大統領が予定された休みを取らないことは国民に不安を与えるだけだ」っていう言い訳をしているのですが。
 北朝鮮がICBMを撃って、アメリカがその制裁をしようとしているっていう時点で、国民は不安になっていると思うのですけどね。

 なんだったら「朝鮮半島情勢を司る運転席に座っている人間は最後に現れるものだ」とかでもいいし、「韓国の国家元首なしに事態が進むわけがない」とかでもいいので、どんどん大言壮語してほしいものです。
 そのたびにネタになるわ、ストックができるわでありがたいことですから。
 今回の朝鮮半島に21世紀最大の危機が!→夏休みっていうのも、なんというかもう「語り継ぎたい韓国の国家元首」のひとつとして伝説にしたいくらいです。

 もはや、ムン・ジェインがいてもいなくてもいい。
 「朝鮮半島情勢は韓国が主導するとアメリカも認めた」って言わせるだけ言わせておいて、実際の協議は日本と行う。
 折衝は中国、ロシアと行う。
 で、事後報告を夏休み明けに受けてもらう……これで万事問題なしかな。

魔法科高校の劣等生(5) 夏休み編+1 (電撃文庫)
佐島勤
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2016/2/23