青瓦台「韓米首脳が電話会談していないから“コリアパッシング”? 適当ではない」(中央日報)
他国の要人とは会ってもトランプ氏と電話会談しない文大統領(朝鮮日報)
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は2日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮のミサイル挑発にも夏休みを取ったとする野党の批判を「適当ではない」として一蹴した。

青瓦台高位関係者はこの日、春秋館(記者室)で、「野党から大統領の休暇についての批判の水位が高まっている」という言葉に、「大統領が休暇を取ったからコリアパッシング(韓国排除)だ、電話をしないからコリアパッシングだなどと言うのは適当ではないという考え」と明らかにした。

関係者は続いて「すでに韓米間ではほぼ毎日対話が行われている」とし「すでにミサイル発射に対する後続措置の部分で(韓米は)事前に十分に話し合い、合意した。その後の状況に対しては注視していて、今後の戦略を考えているところ」と強調した。
(引用ここまで)
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日午後、夏季休暇の滞在先である慶尚南道鎮海の海軍基地で、インドネシアのリャミザルド国防相と40分にわたり会談した。大統領が米国・中国以外の国の閣僚級要人と、夏休み中に滞在先で会うのは極めて異例のことだ。韓国大統領府(青瓦台)はこれについて「インドネシアは武器輸出において極めて重要なパートナー」と説明した。しかしこの会談を実施したことで、文大統領が米国のトランプ大統領との電話会談を休暇明けに先送りしたことに再び注目が集まっている。「他の仕事は休暇中にこなしているのに、最も急がれる韓米首脳間の意思疎通を先延ばしにするのは理解できない」というわけだ。
(引用ここまで)

 電話会談しないだの、休暇を取っているなんていう個別事例で「コリアパッシングだ」なんて言っているわけじゃないのですよね。
 北朝鮮による2回のICBM発射試験で明らかに世界情勢は変動しつつある。トランプ大統領は「戦争」という言葉を口にしはじめ、ティラーソン国務長官は「核廃棄であれば対話をしてもいい」と最後通牒を突きつける。
 日米首脳は1時間近い電話会談を行う。

 そして中国もロシアも「これは北朝鮮とアメリカの問題であって、セカンダリーボイコットをこっちに押しつけるな」と抗議する。

北朝鮮問題「責任転嫁すべきでない」、中ロが米国に反論(ロイター)

 アメリカのゲーツ元国防長官は「中国と在韓米軍を縮小、撤退することで交渉すべきでは」と語り、キッシンジャー元国務長官は「北の政権崩壊後の在韓米軍撤収を中国に約束すべき」と提案する。
 この事態の中、アメリカ、日本、中国、ロシアがさまざまな立場、意見を表明しているにもかかわらず、そこに韓国のかの字すら語られていない。

 その韓国の国家元首は公約破りのTHAADの追加配備を行う宣言をしただけで、あとは野となれ山となれとばかりに夏休みを満喫している。
 ただし、214型潜水艦やKF-Xの取引相手であるインドネシアの国防相とは面会する。

 いや、「北朝鮮情勢についてアメリカは韓国の主導権を認めた」だの「対話路線のベルリン構想」が云々とか言っているんだったら、いまこの時前面に出なくてどうするんだっていう。
 そういう総体の中における存在感のなさこそが「コリアパッシング」なのですよ。
 トランプ大統領と電話会談して「トラストミー」とか名セリフのひとつでも吐いてみろって話なのですが。
 ここで夏休みを満喫していることこそが、その能力の証明ともいえますかね。
 楽韓Webはムン・ジェイン政権を応援しています! 1週間と言わず、もっと休んでいてもいいんだよ(はぁと)。

無能の人・日の戯れ(新潮文庫)
つげ義春
新潮社
1998/2/26