「韓国のバフェット」苦い素顔... 「400億財産は嘘」(SBS・朝鮮語)
大学生の時課外授業で集めた1万ウォンで株式投資に飛び込んで4億ウォン台の資産家になったことで有名になったバクチョルサン氏。度量が大きい寄付で分かち合い哲学を実践し、青年・バフェットという名前まで獲得しました。

パク・チョルサン/ 2016年1月28日:「私は望むのはひとつだけです。人々は他の人々により暖かく、より寛大に対応してほしいと思います」

今月初めには、母校である慶北大学に対して5年間の奨学金13億5千万ウォンを寄託することにしました。
これを含む、これまで朴氏が株式投資と資産運用を通じて得た収益で寄付した金額は、24億ウォン。
しかし、最近になってある株式投資家が、朴氏の財産に対する疑惑を提起しSNSが炎上しました。朴氏の告白によって真実攻防は終止符が打たれました。

朴氏は、あるマスコミとのインタビューで「400億ウォンを自分から直接言及したことはないが、これを正さなかったの間違いであった。いつこの嘘がばれるのか、常に不安であり、あらかじめ正さなかったことを後悔している」と打ち明けた。

株式投資で稼いだ金額は400億ウォンではなく14億ウォンであり、投資元金は5億ウォンていどと明らかにした。
また、寄付のうち、かなりの量は他の人が送ってくれたお金を自分の名前で寄託したことで知られました。
後輩たちに手本になりたいという寄付王大学生の素顔が明らかになり周りを苦くにしています。
(引用ここまで)

 なんというか……哀れだなぁ。
 5億ウォンから14億ウォンにまで増やすことができたのであれば、もう充分な手腕だと思いますよ。
 ここ何年かの株式市場の好況ぶりからいえば、3倍にするのはタイミングと銘柄さえあえばそれほど難しいことではないと思いますが。いや、難しいですけどね。
 どのくらいの時間でそうできたのか、そもそもどうやって5億ウォンものタネ銭を手にしたのかという疑問はあります。
 でも、世間の受け取りかたはそれ以上で「韓国のバフェット」「400億ウォンを稼ぎ出した」というマスコミの煽りを打ち消すことができなかった。
 結果的にウソをつき続けることになってしまったと。

 自分の姿を自分以上の大きさに見てくれる気持ちよさに抗しきれなかったってとこかな。
 でもまぁ、もともとの煽り言葉が「学生時代の1万ウォンから数億ウォンを稼いだ」というもので、そこからウソだったのですから、偽装カリスマ投資家だったということに変わりはない。

 寄付をしたのが24億ウォン。それも大半は自分の手持ちからではなく、「寄付してくれ」と依頼された金を自分の名前で寄付しただけだった……。
 なんだろう、ちょっとマネーロンダリングかなにかの雰囲気を感じますね。
 「韓国の天才少年」とか「スタンフォード大とハーバード大の両方に合格して、両方に通うようになった天才少女」とか、こんなんばっかりですね。
 異様なまでに虚栄心が高いとこんな感じになるのだろうなぁ……恐ろしい話だわ。

個人的にはバフェットよりもリンチのほうがしっくりきます。
ピーター・リンチの株で勝つ[新版]―――アマの知恵でプロを出し抜け
ピーター・リンチ
ダイヤモンド社
2001/3/8