半島危機説を否定する韓国大統領府「北の脅迫は国内引き締め用」(朝鮮日報)
 大統領府は同日、北朝鮮の脅迫まがいの発言を「内部引き締め用」だと規定した。大統領府関係者はこの日、複数の記者に「韓半島危機説という言葉には同意しない。安保の状況が重大になりつつあるのは事実だが、このような状況をうまく管理すれば危機を乗り越えるチャンスになるかもしれない」と語った。この関係者はまた、北朝鮮のグアム包囲射撃発言について、「安保理制裁決議採択後、北朝鮮はあまりにも敏感に反応しているようだ。内部引き締め用だと思われる」と言った。そして、「北朝鮮が5機関の名義で声明を出したのはとても珍しい状況だ。韓国国内の安保に対する不安をあおり、韓米同盟離間、米国の対北朝鮮政策弱体化など、さまざまな目的があると思われる」と述べた。与党関係者も「北朝鮮には緊張を最大限膨らませてから対話へと局面を変えるパターンがある。そうした状況にも備えなければならない」と言った。北朝鮮のいわゆる「瀬戸際戦術」だという認識だ。
(引用ここまで)

 アメリカ3大ネットワークのABCCBSNBC、およびCNNのトップ画面はすべて北朝鮮関連で、それも複数の記事がある状態。
 その他、ウォールストリートジャーナルUSA Todayニューヨークタイムズロサンゼルスタイムズ、イギリスのBBCも同様。全国紙も地方紙も海外も揃ってトップニュースは北朝鮮関連。
 メディアの反応としては第2のピークといえるでしょうね。

 その一方で韓国の大統領府からは「あれは国内向け」とアナウンス。
 韓国にとっては北朝鮮による大言壮語は慣れてるっていう部分が大きいのでしょう。
 日本でも「無慈悲なチャーハン」と揶揄されるくらいのものでしたからね。

 ですが、これまでアメリカにとっては「バカなこと」であった話が、現実的になってきたという側面が見逃せない事実なのです。
 実際問題、北朝鮮はグアム近海にICBMを打ち込むことが可能になっているでしょう。たとえ狙いからずれて着弾しても「そこを狙って撃ったのだ」と言い張るでしょうし。
 言ってみれば、宣戦布告に準ずる話をしているわけです。
 本当にグアム近海にICBMなり中距離弾道弾を撃ちこんでくるのか。

 「国内向け」であろうとなんだろうと国家元首がそれを宣言してしまった以上、やらなければ後退と受け取られる。
 ソウルは火の海になるだろうとかいうような抽象的な表現ではなく、「我々が4発の中距離弾道弾を撃ちこむのだ」という具体的な内容でしたからね。引くに引けない状況になっている。
 ただ、それをやられてしまったらアメリカの忍耐がどうなるのか。
 というか北朝鮮がキム・ジョンウンなら、アメリカはトランプ。どうなるの、これ……。
 なんか若干、プロレスのブックっぽい感じもするのですけどね。トランプだけに。