「太白山虎」シンドルソク将軍、1800t級潜水艦で復活(聯合ニュース・朝鮮語)
旧韓末平民義兵として抗日武装闘争の先頭に立ったシン・ドルソク将軍(1878.11〜1908.11)が、韓国海軍の1800t級の最新鋭潜水艦として復活した。

海軍は第72周年光復節を迎え、大韓帝国当時平民出身義兵として活動したシン・ドルソク将軍の愛国心を称えて214級(1800t級)潜水艦9番艦の艦名を「シン・ドルソク」と命名したと14日、明らかにした。
日本の国権侵奪以前に武装抗日運動を広げた義兵長の名前を214級潜水艦の艦名で制定したのは、シン・ドルソクが初めてだ。 (中略)

1878年慶盈徳で生まれたシン・ドルソク将軍は乙未事変翌年の1896年に100人余りの義兵を率い故郷で激しく抗日運動を展開した。以後1905年乙巳条約が締結されると、再び義兵を起こし、3千人の兵力を指揮し日本に対抗して戦った。
(引用ここまで)

 韓国海軍の新たな214級潜水艦が進水したということで、今回もまた抗日韓国人の名前がついているのですが。
 シン・ドルソク……。
 うむ、分からん。
 214級潜水艦は9隻なのですが、6番艦の柳寛順(ユ・グァンスン)までは知っていても、そのあとのふたりとなるイ・ボムソクとホン・ボムドに関してはほとんど「名前を聞いたことがある」「なんかの本で名前を見たかもしれない」というレベル。どちらも韓国の建国神話である青山里戦闘に参加した人物だということですが。
 今回の9番艦にあたる「シン・ドルソク」に至っては名前を聞いたことすらないっていう。そこそこ韓国の歴史には詳しいほうなんですけどね……。

 一応、ググって韓国版Wikipediaを見て見たのですが。

https://ko.wikipedia.org/wiki/신돌석

 ……抗日義兵の一部隊のリーダーだった人物……くらいか?
 内ゲバで暗殺されたっていう最期だったようです。

 まあ、214級潜水艦の3番艦の安重根から「抗日の英雄」の名前をとってきた時点で、こうなる危惧はあったのですよ。
 「途中で足りなくならない?」っていう。もちろん、単純に抗日運動家といえるレベルであれば色々といるのでしょうが。
 「日本に対して華々しい戦果を挙げた」(と韓国で認定されている)人物となると数が本当に限られてきてしまうのですよね。
 6番艦の柳寛順の時点でけっこう無理矢理な感じでしたし。
 ユン・ボンギルがきた時点で、独立三義士(全員ただのテロリスト)が採用されていくのかなぁと思ったのですが。

 とりあえず、214級潜水艦はこの9番艦で製造打ち止め。
 以降は例の原潜にも転用できると噂の3000トン級潜水艦KSS-3が予定されているので命名の苦しさからも脱却できる模様です。

朝鮮雑記――日本人が見た1894年の李氏朝鮮
本間 九介
祥伝社
2016/1/30