【コラム】海外の方が割安と感じさせる韓国旅行事情(朝鮮日報)
 先日、韓国旅行と海外旅行の費用を比較する記事を書くにあたり、複数の知人から「旅行の時の話」を聞かせてもらった。韓国国内を旅行した知人たちが異口同音に言うのは「お金を使っているのに嫌な思いをした」という言葉だった。先月、江原道束草に行った知人は「2人前で10万ウォン(約9500円)の刺身の盛り合わせを頼んだら、ツマの海藻ばかり山盛りで、刺身はほんの数種類しかなかった。店主に文句を言ったら『この辺りの別の店でもみんな同じだ』と逆ギレされた」と教えてくれた。先週末、釜山に行った別の知人は「数カ月前に15万ウォン(約1万4000円)で泊まった宿が繁忙期にはちょうど2倍の30万ウォン(約2万8000円)請求してきた」と語った。長期休暇や連休シーズンの「ぼったくり料金」に「席料」や浮き輪・パラソルなどを借りる各種「レンタル料」を追加で払えば、だまされたような気分になる人も多いだろう。
(引用ここまで)

 韓国の観光地のなにが辛いって、絶対的な数の少なさ。
 どうしても観光客が集中してしまうのですよ。
 海水浴場でも異常なくらいに芋洗いになるし、アミューズメントパークがあるというわけでもない。数少ないアミューズメントパークであるロッテワールドが無料開放になるとゾンビのように人が押し寄せる

 なのでどうしてもぼったくりが横行するのです。
 日本だったらぼったくりがいやなら他の観光地なり店なりに行けばいい。レゴワールドの価格設定がおかしいと思うのであれば、他にいくらでも行くべき場所はある。
 でも、韓国ではそうではないのですね。
 集中しているから供給側が横柄になれる。
 例の鮎ごはんが2万ウォンとかいう強気の価格で出せてしまうのです。

 公共料金とかは充分に安いのですけどね。韓国の交通カードであるTマネーカードに1万ウォンチャージすると短期旅行では使い切れないくらいだし、ミネラルウォーターとかは30円台からあったりする。食料品も安いものに関しては異常に安い。
 でも、その帳尻を合わせるためなのか、観光地ではぼったくりまでいかないにしてもなにをするにしても高止まりしたままなのですよね……。

 一度、日本に来てしまったら韓国の観光地なんて行くつもりにならないというのはよく理解できる話ではあります。
 そのあたりの不均衡の理由をアミューズメントパークの有無に求めることが多いのですが……なんか作ってみたらいいと思いますけどね。ディズニーリゾートでもユニバーサルスタジオコリアでも。

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