500mで2万ウォン、一向に減らないぼったくりタクシー(朝鮮日報)
 このところソウル市内の観光ホテル周辺では毎晩、いわゆる「ぼったくりタクシー」を摘発する取り締まり要員が張り込んでいる。外国人の乗客に対して法外な料金を請求したり、メーターを動かさずに走ったりする悪質な行為が後を絶たないため、ソウル市は2015年4月、こうしたタクシーを取り締まるための専門チームを発足させた。道路交通法に精通し、外国語の能力試験にも合格した取り締まり要員13人が活動中だ。外国人女性が被害に遭うケースが多いことから、結婚して韓国に移住した中国人・日本人の女性6人も要員に選ばれた。退職したシルバー世代7人も活動している。

 取り締まりチームは毎晩午後8時から翌日午前2時まで、2人1組で外国人の多いホテル周辺を巡回する。外国人がタクシーから降りると、下車したところをスマートフォンで撮影し、タクシーのナンバーをメモする。乗客には乗車地と料金を確認し、距離に比べて料金が高すぎる場合、タクシーを摘発する。事情を聞くのは1日に4−5人ほどだという。 (中略)

ソウル市は昨年2月から、違法行為を3回以上摘発された場合は運転免許取り消しという「三振アウト制」を導入。今年6月、制度導入以来初めて「三振アウト」となったタクシー運転手は、基本料金で乗車できる距離で3万6000ウォン(約3600円)を徴収するなど、本来の料金の5−12倍もの料金を受け取って2回警告を受けた末、タクシーの運転資格を剥奪された。

 退職後に取り締まり要員として活動を始めたホンさん(65)は「現場の写真を撮ったり外国人乗客に事情を聞いたりすると、タクシーの運転手が降りてきて、ののしられたり胸ぐらをつかまれたりすることもある。国のイメージを守るという使命感を持って仕事をしている」と話した。
(引用ここまで)

 以前からぼったくりGメン……いや、これだと政府直轄でぼったくりしているみたいだな。
 ぼったくり対策Gメンがいるという話は何度か出ているのですが。
 その実態が語られたのははじめてのことじゃないかなぁ。

 まあ、アメリカだろうとヨーロッパだろうと韓国であろうとぼったくりタクシーは少なからず存在します。
 アメリカではもはやUber使えば解決ですけどね。
 ただ、韓国のそれはかなり悪質なのですよ。
 もう、これまで楽韓Webでもどれだけ取り上げてきたか分からないくらい。


 これらのエントリの中で何度か書いていることですが、タクシーに限らず「ぼったくり」という行為には富の再配布という側面がありまして。
 韓国の全般的に安い公共料金に引っ張られるようにして安いタクシー料金を補填する、という意味合いがあるのですよ。
 なので、こういったぼったくり対策Gメンなんていう小手先の摘発をするのではなく、経済構造にまで突っこんで改革をしなければ意味はないのですよ。本来であれば。
 ムン・ジェインの経済政策につながる部分がありますね(笑)。

 彼らぼったくり対策Gメンが、逆上したタクシー運転手に危害を加えられてどうこうなんてニュースがないことを願っていますよ。

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