4万箇所に迫る... 「コンビニ王国」のため息(朝鮮日報・朝鮮語)
ソウル永登浦でコンビニエンスストアを運営するキム某(42)氏は、今年から一ヶ月に一日だけ休んで毎日コンビニに出勤する。「収益が引き続き減少していく状況で店を維持するには、アルバイトを減らすしか方法がない」と言う。5年前、キムさんがコンビニを最初に開いた時には半径300m以内にコンビニエンスストアは、キム氏の店舗を含んで2店舗だけだった。しかし、今では5つの店舗がしのぎを削っている。キムさんは「新しい店舗が入るたびに収益が減っていく」と「来年に最低賃金まで上がれば、まったく収入が残らないのではないかと心配だ」とため息をついた。

最近コンビニの数が急速に増え、人口あたりのコンビニ店舗数が「コンビニ王国」と呼ばれる日本を追い越したことが分かった。韓国コンビニエンスストア産業協会と業界によると、国内のコンビニ店舗数は、先月基準3万7539個に上る。国内人口5125万人の基準で見たとき1365人にコンビニ1つの営業をしているわけだ。日本のコンビニは5万6160個(3月時点)で2226人にコンビニ1ゲコルである(人口1億2500万人)。日本よりコンビニの数は少ないが、人口比店舗数を計算すれば1.6倍多くの状況である。(中略)

コンビニの急増は、店舗運営が外食業フランチャイズより相対的に安く、創業費用も少なく済むからである。公正取引委員会によると、コンビニの平均創業費用は昨年基準7120万ウォンで韓国料理のフランチャイズ(1億1020万ウォン)、コーヒー専門店(1億2496万ウォン)、ピザ(9979万ウォン)など、他の業種よりも低かった。余裕資金が十分でなくてもドアを開くことができるので、予備創業者が集まるということだ。

限られた市場での店舗数が急増しているため、店舗あたりの収入はますます減っている。統計庁が先月発表した「2015年基準経済総調査」によると、コンビニ店舗別平均営業利益率は、2013年に5.3%から2014年に5.2%、2015年4.3%に減少した。同じ期間チキン店の営業利益率は13.7%から17.4%で、コーヒー専門店は8.5%から13.1%へと上昇した。利益率自体が他のフランチャイズ業種に比べて低い上に、それさえも着実に減少しているものである。 (中略)

コンビニ本社でも店舗数を増やすことではなく、店舗の大きさを育て、様々な製品やサービスを提供するために、より集中しなければならないという指摘もある。コンビニエンスストア協会によると、韓国のコンビニの平均面積は72屐別22坪)、日本は132屐別40坪)で、韓国コンビニサイズは、日本のコンビニの半分水準だ。狭い面積で様々なものを陳列し、サービスを提供するには限界があるということだ。
(引用ここまで)

 今月頭にあった「韓国の人口あたりのコンビニ店舗数は日本の1.5倍」という記事の詳細記事。
 引用していない部分には先のエントリで書いた「2階にコンビニが入っていたビルの1階に他のコンビニが入った」というケースも紹介されています。
 参入のハードルが低いから猫も杓子もコンビニ経営やりはじめて、この状況というわけですか。

 で、先のエントリでは「日本のコンビニに比べて売り上げは1/4」という記述がありましたが。
 それもそのはずで、店舗面積が約半分。
 面積が半分であったとしても、まだ面積あたりの売り上げは日本の半分なので効率はかなり悪いイメージです。

 実際、韓国でコンビニを見つけて入ると「ええっ?」ってなるほどに小さい店舗が少なくないのです。
 路面店なんかだとイートインを設置するくらいに広いところも多いのですが、住宅街の中にある店舗だと驚きの小ささ。
 あと妙に薄暗い。たぶん、光熱費を節減しているのだと思うのですが。
 昼間っから店頭で焼酎飲んでて、飲んだあともそのまんまなんて光景もフツーです。



 そして店員もレジを打つとき以外はずっとスマホ見てるか本(たぶん参考書)を読んでいる。制服もなく私服のままという店も多いですね。
 ここ何年か行く度に垢抜けた店舗が増えているようには感じはしますけども。

 韓国でファミマと提携していたCUはコンビニ市場でトップシェアになると「ファミリーマートなんていう3番手企業(当時)から教わることはなにもない」とか言い出して韓国市場から追い出してましたっけ
 まだまだ日本のコンビニとは隔たりが大きいように思います。
 日本に来たイルベ民が日本のコンビニ飯に驚いてスレ立てしてはカイカイ反応通信に転載されるのも当然と言ったところでしょうか。

 来年の最低賃金7530ウォンを支払えるところはどれだけあるんですかねー。

コンビニ店長の残酷日記 (小学館新書)
三宮貞雄
小学館
2016/4/6