李在鎔副会長の量刑への批判に裁判所が釈明(中央日報)
李副会長はわいろ供与、横領、財産国外逃避、偽証、犯罪収益隠匿などの容疑を受けた。裁判所は李副会長に対する容疑をすべて認め懲役5年の実刑を宣告した。これに先立ち検察は李副会長に懲役12年を求刑した。

民主社会のための弁護士会などは25日、「李在鎔判決、評価は峻厳だが量刑は微弱だ。裁判所の財閥裁判、まだ進むべき道は遠い」という題名の論評を出し、「裁判所がサムスンの脱法的形態を違法なものと判断しその行為者らを刑事処罰したことに対しては歓迎する」としながらも、「しかしその行為者らの境遇を考慮し彼らに対して弱い刑を宣告したことに対してはとても遺憾だ」と明らかにした。

民主社会のための弁護士の会は「特に李在鎔副会長に対し求刑の半分にも満たない5年の刑を宣告したことに対しては納得しがたい」と主張した。

「共に民主党」の朴柱民(パク・ジュミン)議員、正義党の魯会燦(ノ・フェチャン)議員ら政界からも李副会長の量刑をめぐり「低い水準」という趣旨の批判が出たりもした。

これに対しソウル中央地裁刑事裁判公報担当判事は異例の釈明を出した。

26日のSBSによると、公報担当判事は「無罪が認められたわいろの部分は343億ウォン。量刑が過度に低いという表現は考えてみる余地がないだろうか」と明らかにした。特に、裁判所は今回の判決で判事の裁量により量刑を半分である2年6カ月まで減軽しなかった点を強調したりともした。
(引用ここまで)

 「量刑に不服」とあるので、あの「物証はないが心証では有罪だ」のやりかたに文句が出てるのかなぁ……と思ったら、大きく違ってました。
 確かに判決言い渡しのニュースでも、韓国人からのコメントは「たったの5年だと?」とか「50年の間違いじゃないのか」「一審で5年、二審で3年執行猶予、いつものパターンだね」みたいなものが大多数でした。
 一応、「この有罪への持っていきかたは無理じゃないの?」みたいな指摘もなくはなかったのですが、ほとんど支持は得られていない状況でした。

 まあ、国民情緒法で有罪が決まっているのですから、それよりもはるかな下位にある地方裁判所がそれに逆らえるわけがないのですが。
 懲役5年で低い水準ねぇ……。
 「日本併合時代はよかった」と話をした90代のおじいさんを、酒に酔って撲殺した犯人に言い渡された刑が懲役5年でした。
 それと同じだと見ると、韓国では重いんじゃないかなぁ……という気もしますけどね。

 「国民情緒法的には懲役10年以上に処するべきところなのに、地裁はなにをやっているんだ」というところでしょうか。
 「サムスンは韓国では嫌われている」という話がけっこう出ているのですが、それを反映した結果といえるのでしょうね。
 だからこそ広報担当判事が「量刑は妥当である」と釈明せざるをえない状況というわけか。
 ホント、中世だわな……。