韓中国交正常化25年…通貨スワップ延長は?(中央日報)
韓中国交正常化25周年を迎えたが、今年2月のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備決定で両国関係が急速に冷え込んでいるため、10月10日に満期が到来する韓中通貨スワップの延長は不透明は状態だ。 (中略)

先月ドイツで開催されたG20(主要20カ国・地域)会議でも文在寅(ムン・ジェイン)大統領と習近平国家主席が会談したが、外交懸案のため通貨スワップの延長は後回しになり、まともに議論されなかった。韓中経済閣僚の会談もまだ日程を決められずにいる。
(引用ここまで)

 以前、中韓外相会談でカン・ギョンファ外交部長官が王毅外交部長に対して、THAAD配備に対する報復に関して一切言及できなかったなんてことがありました。
 後日、その言い訳で「時間がなかったから……」なんて話を垂れ流していて、実地の外交としてはなにもできない人物なんだな、と感じたものでしたが。

 あれと同じことを中韓通貨スワップ協定でもやってたんですね。
 しかも、ムン・ジェインが。

 「他の懸案があって話せなかった」って、ドイツでのG20は7月の頭。
 その時点でスワップ協定終了まであと3ヶ月。そこまでになって延長するか否かすら決められていないなんて異常事態以外のなにものでもない。
 むしろ、最初に言い出すくらいのことをしてもいいはずでしょ。

 外交の優先順位をつけられないというか、根本から外交下手というべきか。
 要求の多寡や内容がどうあれ、言い出さないとはじまらないってことすら理解できない。
 どうも試されている感がありますね。で、「こいつしょうもな(笑)」くらいの結果だった感じです。

 個人的には以前も書いたように、額を減らすとか期間を短くするといった感じで鞭を打ちながらも、通貨スワップ協定そのものは生かしておくと思います。
 最悪、通貨危機が起きたって元を出さないってこともあり得ますからね。
 軍事ホットラインを設置していたにも関わらず、いざ北朝鮮が核実験をした時には中国高官は誰も出なかったってのと同じで。
 実際に中国がどう動くかなんてその場になってみないと分からないのですよね。

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桐生稔
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2015/9/17