韓日蜜月へ  文大統領と安倍首相が対北朝鮮で共同歩調(聯合ニュース)
韓日、北核に集中するために当分は過去史を浮上させない…文大統領「緊密な関係が切実」(中央日報)
 北朝鮮の脅威を直接受ける韓国と、北朝鮮が発射したミサイルが北海道の上空を通過した日本は、核問題を巡り連携を大幅に強化する方向に動いている。

 7日にロシアの極東ウラジオストクで行われた文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍晋三首相の首脳会談は両国間の親密さが増していることを確認できる場となった。

 とりわけ、朝鮮半島問題の平和的な解決を掲げてきた文大統領が対話よりも圧力を強める方向に方針転換し、北朝鮮の核問題を巡る両国間の連携がさらに強まっている。

 両首脳は北朝鮮が挑発をやめるよう、最も強い制裁と圧力をかけることで一致し、両国関係改善の障害となってきた歴史問題についてはできるだけ言及を避ける姿勢を見せた。

 首脳会談後、韓国青瓦台(大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官が公表した発表文では、全10段落のうち、歴史問題関連の内容は1段落のみに盛り込まれた。それも「両国が歴史問題を安定的に管理しながら、未来志向で実質的な交流と協力を強化していくことにした」とし、歴史問題の解決を強調するよりは同問題が関係改善の障害になってはならないとの意味を込めた。
(引用ここまで)
文大統領きて安倍首相はこの日、東方経済フォーラムが開かれているロシア・ウラジオストクで50分間にわたる韓日首脳会談を開き「北朝鮮の核とミサイル挑発による北東アジアの緊張が高まっている中で、両国が過去の問題を安定的に管理しながら、未来志向的で実質的な交流と協力を強化していこう」と話したと尹永燦(ユン・ヨンチャン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国民疎通首席が伝えた。

これに関して尹首席は「(北朝鮮の脅威など)両国の問題を解決していくうえで慰安婦問題や強制徴用問題などが足かせにならないように両国が未来志向的な観点で懸案を管理し、安定的に問題を解決していくということ」とし「過去の歴史などの問題を争点化するか、両国の最大限の最も大きな問題として浮上させるのは現在としては適切でない」と説明した。

尹首席は日本の政界・関係人事の神社参拝や過去の歴史関連の妄言を日本側が中断することにしたのかに対しては「具体的には分からない」としつつも「両国が首脳が会って話をした時は新しいものに対してある程度合意があったと見ている」と話した。
(引用ここまで)

 日和った……と言いたいところですが、そうじゃないというのが実際ですか。
 シチュエーションとしては、むしろ逆ですかね。
 「あのムン・ジェイン」が歴史問題を引っ込めなければならないところまで追い込まれている、と考えるべきかもしれません。
 そうすると現在の北朝鮮核問題がどれほどのものか理解できるかもしれません。
 なにしろムン・ジェイン政権そのものが、本来であれば「パク・クネ政権の否定」で成り立っているのですから。

 本来の政権の基本方針として慰安婦合意をちゃぶ台返ししなければならないし、日韓GSOMIAも反故にしなければならない。
 慰安婦像は庇護の対象にすべきだし、長く無視され続けてきた徴用工裁判も「被害者」に有利な形で結論を出さなければならない。

 親日と指さされたパク・クネ政権の真逆を行かなければならない命運を抱えているのですよ。
 実際、これまでそうしてきました。
 韓国の最高裁に当たる大法院長官には自分と同じ陣営といえる革新派を指名して、徴用工裁判への圧力としてきました。
 女性部には慰安婦記念館を作らせるようにしてきましたし、慰安婦像の設置は違法であっても黙認状態。
 徴用工や慰安婦の問題が日韓基本条約で解決されたというのは理屈に合わないなんていう、爆弾発言まであったほど。

 事実、ロシアに渡る前には「協力を模索するも、歴史問題では平行線か」というように韓国メディアでは語られていたのです。

 それが先日は日韓GSOMIAを更新し、今回は「歴史問題は棚上げにしてください」と言い出してしまった。
 あの北朝鮮に対しては宥和路線しか知らないムン・ジェインが、北朝鮮核問題に対するために日本に対して「歴史問題の棚上げ」を言い出す。
 ……どれだけの事態なのか。
 聯合ニュースはお気楽に「日韓が蜜月」とか書いていますが、そういう状況じゃない。
 逆説的にですが、もうすでに恐ろしい事態にまで追い込まれているのではないかと感じられるのですよね。

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