韓中通貨スワップ満期まであと1カ月…延長は不透明(中央日報)
現在、韓国と中国が結んでいる通貨スワップの規模は560億ドル(約約6兆1160億円)規模で、韓国が締結した通貨スワップ全体(1220億ドル)の45%以上を占めている。しかし、最近中国がTHAAD(高高度ミサイル防衛)報復措置を強めながら韓中通貨スワップの延長が不透明になったとする見方が優勢になってきている。 (中略)

万一、韓中通貨スワップ延長が打ち切りになった場合、韓国のTHAAD配備に対する中国政府の初めての公式制裁でみることができる。韓国は日本と通貨スワップ締結を協議してきたが、ことし初め、釜山(プサン)日本領事館前に少女像が設置されたことを受けて、日本が一方的に協議を中断したことがある。
(引用ここまで)

 延長できなかったことが「THAAD配備に対する中国政府のはじめての公式制裁」って(笑)。
 期限が来たものをそのままにしたっていうのが「制裁」だったら、日本もアメリカも通貨スワップ協定を延長しなかったことで韓国への制裁していたってことですかね。
 まあ、日本政府が通貨スワップ協定の延長を行わなかったのは制裁に近い話だったかもしれません。
 ついでにいえば去年に韓国側が土下座に等しい「お願い」をしてきてはじまった通貨スワップ協定再開協議を打ち切ったのは、釜山総領事裏に慰安婦像を設置したことへの制裁ですけどね。

 通貨スワップ協定を安易に頼るのは危険なのですよ。
 特に日韓、米韓、中韓のように片務的な性格を持っている場合は。
 こうやって政治的に揉めたときにその制裁手段として活用されてしまうためです。
 まあ、その危険性を孕んでいたとしても、韓国のように外需依存度が高い国はハードカレンシーを持つ国と通貨スワップ協定を結んでおいたほうが得策なのですが。
 それは協議再開時に日本にしたように土下座をしてお願いするものであって、それ以前のように「日本が頼んできたから拡大に合意してやったのだ」なんて態度は通用しませんわな。

 さて、  かつては中国は減額するていどの「制裁」をして、メンツを立てた上で継続するかなと思っていたのですが。さすがにTHAADミサイルのランチャー追加でフル装備にしたことでちょっと分からなくなってきました。
 中国の印象としては圧力をかけている原因をさらに配備する、という二重にメンツを潰されている状況になりましたからね……。
 でもまあ、個人的には総額や利率を変えて新規に結び直すのではないか、と思っているのですけどね。

電気、止められました。
電気男