<W杯サッカー>韓国代表監督「本大会では攻撃的に真っ向勝負」(中央日報)
記者会見の直前、「韓国の国民が望むなら代表チームを引き受けることができる」というヒディンク元監督(71、オランダ)の言葉が伝えられた。ヒディンク監督は2002韓日W杯当時に韓国をベスト4に導いた名将だ。これに関し大韓サッカー協会の関係者は「話にならない。申台龍監督の契約期間はロシアW杯本大会までであり、これを尊重する」と話した。 (中略)

−−韓国サッカーがアウェーで深刻な不振だった。

「(昨年9月に0−0で引き分けた)最終予選のシリア戦からこじれたようだ。当時シリアに勝っていればシュティーリケ監督は残留し、私はここにいなかっただろう」

−−このままだとW杯本大会でも期待できないという指摘が出ている。本大会では攻撃サッカーをするのか。

「代表チームを引き受けた後、短い時は3日間、長い時は10日間の合同練習をした。私は神ではない。結果に救われたが、もう変わらなければいけない。2016リオデジャネイロ五輪当時、ドイツなど世界トップクラスのチームを相手に十分に戦えると感じた。守備ばかりで終わらない。私が好む攻撃サッカーができるように準備する」
(引用ここまで)

 ……なに言ってんだかさっぱりですね。
 アウェイでは3敗2分で未勝利。
 アウェイでの全得点は最下位のカタール相手に2得点だけ。そして、この試合ですら負けている。
 ホームでは4勝1分だったのでなんとかワールドカップへの出場権だけは確保できましたが。

 アジア代表の4チームでは間違いなく最弱。
 そんな連中を率いている監督が「本大会では攻撃的に真っ向勝負」なんですって。
 なんかこう、韓国のスポーツ意識っていうのは一時代分遅れてます。

 野球でも「メジャーは真っ向勝負」「メジャーは初球から積極的に打ちに出て、精一杯スイングする」みたいなバカな話をいまだに信じています。メジャーは小細工の多い日本野球とは異なり、力と力の勝負をしている、のだそうですよ。

 サッカーでも弱いチームは守備を固める、これ基本。
 岡田監督采配下での2010年の躍進はまず阿部をアンカーに置いて、守備のお約束を固めたからこそできたものでした。
 32の代表チームの中でアジアはどう見たってまだまだ弱小で、なんとかして間隙を突くくらいのことしかできない。
 それが「攻撃的に真っ向勝負」ですって。

 ウズベク戦前の発火具合や、リオオリンピックアジア予選決勝での日本戦後の言い訳を見てもそれほど頭のいい人物には思えないのですが、これが代表監督なぁ……。
 まあ、がんばって真っ向勝負してくださいな。
 もしかしたらそれで得られるものもあるかもしれませんから。
 金子センセイからは「韓国代表はアンチフットボールではない」と褒めてもらえるかもしれないですしね。

 ちなみにフース・ヒディンクは本当に「韓国代表になってもいい」という発言をしていたそうですよ。
 ただまぁ……いくらオランダ代表を解雇されたからといって、晩節を汚さないほうがいいと思いますけどね。ヒディンクが就任するとしたら韓国が期待するのは2002年の再現で、ベスト4以上ということになるのですから。無理無理。

フットボールのない週末なんて ヘンリー・ウィンターが案内するイングランドの日常
ヘンリー・ウィンター
ソル・メディア
2014/1/29