平昌五輪用の列車2台が試運転中に衝突、7人死傷(朝鮮日報)
平昌オリンピック輸送列車試験走行中「バン」... オリンピック安全警告灯(聯合ニュース・朝鮮語)
13日未明、京畿道楊平郡京義中央線線路で追突した車は、「2018平昌冬季オリンピック」の輸送を支援するため、試運転中だったことが確認された。 (中略)

事故車は仁川国際空港第2旅客ターミナルの接続鉄道建設事業(6.4辧法既存の線(調査〜書院株)高速化事業(108.4辧砲髪濕〜江陵鉄道建設事業(120.7辧砲嚢圓錣譴織リンピック輸送支援事業のために試運転中だった。

このうち、12月に開通予定の円周〜江陵区間では、KTXが最高速度250劼覗るのに比べて、既存の京義中央線はムクゲ・セマウル号などが最高150丗度で運行する。

二区間が接続されるに既存京義中央線の信号システムなどが新設区間と連動しなければならず、鉄道施設公団は最近、この作業を終えてコレイルに試運転を求め、この日の旅客列車が接続されていない機関車2台を投入して試運転を行った。

試運転では、列車の自動防護装置(ATP・Automatic Train Protection)の点検が重点的に行われた。

ATPは列車が制限速度を超えて運転したり、進入を控えた区間に他の列車があれば、機関室に異常信号を送信し、速度が改善されない場合、自動的に列車を停止する緊急ブレーキ機能を持っている。

この日の午前4時、書院主駅から5分間隔で出発した機関車2台は楊平駅まで停車せずに一定の間隔を維持し運行する予定だったが、何らかの理由で前の機関車が楊平駅に着かない時点で立ち止まり、この後に従った機関車がそのまま衝突した。

このため、鉄道施設公団などはATPが動作していないのか、あるいは動作中に異常を起こして事故が起きたと推定している。事故当時ATPがオフになっていた可能性も出てきたことが分かった。

正確な事故原因は調査中だが、開通後のオリンピック期間にこのような事故が発生した場合、大きな犠牲者が生まれる可能性は明らかな事故だった。

チェ・ジンソク交通研究院鉄道の安全・産業研究センター長は「ドイツなどの過去の事例に照らしてみると、高速化、鉄道での事故が発生した場合の被害規模は想像もできない」とし「平昌オリンピックを控えてシステムの欠陥を発見することができるきっかけにならなければならない」と述べた。

コレイル関係者は「事故の回復と原因を明らかにするすべての努力を傾けて同じことが再び起こらないように最善を尽くしたい」と述べた。
(引用ここまで)

 ATPは日本でいうところのATS、ATCに相当する装置で、記事中にあるように列車同士が一定距離以内に接近した場合に警告を出し、自動で停止する機能を持っているものです。
 まあ、先進国の鉄道であれば名称はともかくとして、こうしたなんらかの保安システムが搭載されています。ヨーロッパでは各国で独自仕様のものが採用されていて、乗り入れが大変だという話をどこかで読んだ覚えがありますね。
 ただまぁ……韓国の場合は搭載してあっても動作しなかったなんてことが多いのですよ。
 これはソウルの地下鉄2号線でしたが、ソウル地下鉄もKORAILが運行管理しています。
 こちらの事故の原因は、アメリカ、ドイツ、日本と保安システムの混載が原因で、ATSの誤作動が多いので常習的に消していたので停止しなかったというものでした。

<ソウル地下鉄追突>自動停止装置、常習的に消して走っていた(中央日報)

 システムをいくら搭載しても、けっきょくのところ運行管理は韓国人なのです。

 先日、平昌には行かないと宣言しました。
 記事にあるように新規路線。それもKTX。さらには突貫工事での高架敷設
 そして、ATSを搭載していてですら、こういった事故が起きる。
 まあ、ひとつひとつはまだなんとか確率的にやりすごせても、こうして要素が増えると指数関数的に事故確率が増えていくのですよね……。

最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
ジェームズ・R・チャイルズ
草思社
2017/8/8