ベトナム戦争に派兵された韓国兵士の女性暴行「韓国政府に謝罪要求」英国で団体設立、混血児問題で像制作(産経新聞)
Vietnamese women raped in wartime seek justice for a lifetime of pain and prejudice(The Independent・英語)
ベトナム戦争に派兵された韓国軍兵士がベトナム女性を性的暴行するなどして「ライダイハン」と呼ばれる混血児が生まれた問題で「暴行の犠牲者になった人たちを救おう」と、英国の民間団体「ライダイハンのための正義」が12日、正式に設立された。

 団体の設立を呼びかけたのは、英国の市民活動家、ピーター・キャロル氏。同氏は「ベトナムで韓国軍兵士の性的暴行に遭った女性たちが苛酷な人生を送っていることを多くの人たちに知ってほしい」と訴えた。

 ロンドン市内で開かれた設立イベントにはブレア、ブラウン両政権下で司法相や外相などを務めた労働党の重鎮、ジャック・ストロー氏も参加。同氏は基調講演の中で、「ベトナムで韓国兵が行った性的暴行は重大な人権問題だ。被害女性が求めているのは賠償ではなく謝罪。韓国政府は女性たちに謝罪すべきだ。人権重視の英国から被害実態を調査することを国際社会に求めたい」と述べた。 (中略)

事実関係究明のため、英国議会に調査委員会設置を求める考えも表明した。

 同団体のメンバーで、設立イベントに参加した英国人彫刻家、レベッカ・ホーキンスさんは被害女性とその子供たちのために制作した約40センチの「ライダイハン像」を披露。同団体では等身大のライダイハン像を制作し、在ベトナム韓国大使館前などに設置し世論喚起することを検討している。
(引用ここまで)

 ふむ、よく分からない。
 イギリスの高級紙であるThe Independent紙で詳細にライダイハンのことが語られています。
 今月の11日。
 ライダイハンがどのようにして生まれたかベトナム戦争の様子と共に描かれていて、読むかぎりでは誤解はないようです。まあ、50年前のことでかつ同盟側の話なら資料も残っているでしょうしね。

 で、「ライダイハンのための正義」という団体が設立されて、12日に関連イベントが行われたと。
 そのイベントの中で「在ベトナム韓国大使館前に等身大の像を設置して世論喚起する」ことも求めている……。

 なーんかやっていることが「挺対協の裏写し」なのですよね。
 挺対協が「ベトナム戦争での韓国軍による虐殺に謝罪します」と言い出しはじめたのと時を同じくして、イギリスでもライダイハンへの謝罪を要求する団体が生まれた。
 なにやら妙なタイミングではないか、とも感じるのですが。

 すでに「Justice for Lai Dai Han」のサイトもあるのですが、いまひとつ設立趣旨が分からない。

 2015年に「ベトナムの声」という同じような団体が作られて、アメリカで記者会見もしていましたがあれはどうなったんでしょうかね。韓国では(日本の一部でも)日本政府の差し金だなんて話が出ていましたけども。

したたかな敗者たち (文春文庫)
近藤 紘一
文藝春秋
1988/2/10