言葉だけの「技術移転」……揺れる韓国型次世代戦闘機「KF-X」(MBC)
[ニュースデスク]◀アンカー▶
韓国型次世代戦闘機KF -X事業が2020年から120台の量産を目標に進められています。
ところが、事業の中核的な技術移転の過程に雑音が絶えずにいます。
ヒョン・ジェグン記者が取材しました。

◀レポート▶ 2013年当時の防衛事業推進委員会は、韓国軍の次世代戦闘機として米国ロッキード・マーティン社のF-35Aを選定しました。

オ・ムヒョシク/合同参謀本部公報室長(2013年11月)
「公衆戦力の空白を最小限に抑えるために韓国型戦闘機などを適時に確保するように最善を尽くします。」

ところが3年近く経った昨年から行われた技術移転の状況を見てみたところ、総体的に目標値に満たないことが明らかになった。
技術伝授のための人材は毎年360人をサポート受けるはずが、現在までに派遣された人材は40人に過ぎず、技術情報分野は50万ページにのぼる資料中16万ページのみ、32%だけの移転です。

より深刻なのは教育資料の技術報告書。
3万ページにのぼるものが200ページのみ提供され、1%にも満たない状況です。
21個の技術移転に関して、すべてがこのように目標値にはるかに足りないです。
防衛事業庁はKF -Xのような大型事業は計画通りに行われるかどうかは限界があるとして、今年8月に米国に2次補完要求を提出した状態だと明らかにした。

キム・ハクヨン/自由韓国党議員「(KF -Xビジネス成功は)21個のコア技術移転が不可欠である。米国との速やかな交渉を通じて戦力化が遅れていることを取り戻さなければなりません」

交渉段階から戦闘機の目に対応するにAESAレーダー核心技術移転が拒否されたのに続いて、その上に受けることにした21個のアイテムも不十分なことが明らかになりながら、韓国軍武器導入事業の中で最大規模となる18兆ウォンのKF -X事業の信頼性が揺らいでいます。
(引用ここまで)

 韓国の独自技術で製造される次世代戦闘機、KF-Xの現況が届きました。

 当初、51件の技術移転をアメリカに要請していたのだけども、許可されたのは18件。そこから韓国軍高官や大使まで出張って21件に戻した大騒ぎがありましたっけ。
 最初の記事で移転要請している技術に双発エンジンの同期技術とかあって「じゃあ、最初から双発にすんなよ」って思ったものでしたが。
 2015年の年末には「大枠で21件の技術移転に合意」という報道が出てました。
 あくまでも大枠。

 当時から「細かい部分では移転拒否とかあるんだろうなぁ」と予想していたのですが、案の定でした。
 そもそもAESAレーダーをはじめとした「核心技術」の技術移転を拒否されていた時点で、アメリカ側のやる気のなさというのは見えていましたしね。
 もっともこれは当初、「約束していたのにアメリカが裏切った」という話だったのですが、実際にはそんな約束なんかされていなかったというオチでしたが。

 こんな風に詳細を知れば知るほど不安しかないので、インドネシアが分担金の支払い拒否をしているというニュースを聞いてもなんの不思議もないわけですが。
 このKF-Xを自国空軍だけで120機、輸出は500機を想定しているそうですよ。
 想定スペックはF-16 Block52よりも上なのだそうです。
 すごい戦闘機になりそうですね(棒読み)。

 なお、製造元のKAIは前CEOが逮捕、そのCEO一派だった副社長は自殺してますが。
 まあ、きっと大丈夫。